【尖閣衝突事件】山下貴司元法相「ふざけるな!」岡田克也元外相の言い訳に不快感「こんな官邸主導の釈放事件があったので、僕は検事を辞めた」
自民党の山下貴司元法相は12日、2010年に尖閣沖で海上保安庁の巡視船に衝突し逮捕された漁船の中国人船長の釈放を指示したのは、当時の菅直人総理であることを前原誠司元外相が証言したことに関して「当時、法務省国際刑事企画官をしていた僕の認識していたところとだいたい一致してます。前原議員の勇気ある発言を多としたい」と評価した。
また、山下元法相はこの事件をきっかけに検事を辞めたことを明かしている。さらに、前原氏の証言に対して岡田克也元外相が「船長釈放以外に方法なかった」と弁明していることに関しては「さすがに、ふざけるな!と言いたい」と不快感を露にした。
尖閣中国漁船衝突事件の船長釈放は「菅直人首相が指示」と前原誠司元外相が証言。
https://www.sankei.com/politics/news/200908/plt2009080001-n1.html
これは、当時、法務省国際刑事企…山下 たかしさんの投稿 2020年9月12日土曜日
民主党政権の対中政策が浮き彫りに
前原元外相の証言は多くの反響を呼んでいる。菅直人元総理や福山哲郎元官房副長官は「指揮権は発動されていない」と意味不明の言い訳を展開し、岡田克也元外相(発生当時は外相、釈放時は幹事長)は日中関係への悪影響を懸念したと釈明している。
山下元法相が尖閣衝突事件への民主党政権の対応で見切りをつけ、検事を辞め政治の世界へ飛び込んだことは2012年の初当選当時の山陽新聞にも掲載されている。(本人ブログに引用あり)
政治家としての第一歩 | -まっすぐな突破力-
岡山市出身で、東京地検特捜部検事などを務めた元法務官僚。沖縄・尖閣諸島の漁船衝突事件などで民主党政権に見切りを付けて退職、政治家を志した。自民党が県内小選挙区で初めて行った公募で選ばれた。
尖閣衝突事件の再検証は今後も続きそうで、当時の民主党政権が司法に政治介入していたことが明確になれば、現在の立憲民主党などが中国に甘いことの証左として浮き彫りになることだろう。
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