【尖閣衝突事件】菅直人さん「私が釈放を指示したという指摘はあたらない」ただし、釈放しろ!の発言は否定せず

政治・社会

 2010年9月に尖閣沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件で、前原誠司元外相が中国人船長の釈放は当時の菅直人総理の指示であったことを産経新聞のインタビューで明かした問題。

 名前の上がった菅直人元総理は8日、自身のツイッターで「指揮権を行使しておらず、私が釈放を指示したという指摘はあたらない」と報道を否定する投稿を行った。


「釈放しろ!」発言は否定せず

 菅直人元総理の釈明は、8日の立憲民主党福山幹事長の定例会見を受けてのものと思われる。この会見で福山幹事長は産経新聞記者からの質問に菅直人元総理と同じ見解を示している。
参考:【動画 尖閣衝突事件10年目の真実】前原元外相「菅直人総理が船長を釈放しろと」→福山哲郎元官房副長官「司法手続きは完結した」意味不明な言い訳に終始する

 菅直人元総理と同じツイートをしており、党が用意したコメントで間違いない。

 産経新聞の取材に当初は「記憶にない」と答えていた菅直人元総理であるが、急に記憶が蘇るはずもなく、福山幹事長の釈明をそのままパクったのだろう。ツイート内容も、当時の官邸での発言を否定はしておらず、総理→前原外相→仙谷官房長官へと伝達され那覇地裁に伝わった疑いは晴れていない。

 これまで野党が散々と批判してきた「指摘はあたらない」という言葉を使うのも、なんとも菅直人という男のセンスの無さを感じる。これが自民党政権の総理であれば、すぐに予算委員会を要求して追及を始めたはずなのだが。

関連:【動画】鈴木宗男「民主党政権の蓮舫大臣は尖閣は領土問題と言った」茂木外務大臣「尖閣に領土問題は存在しない」
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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