立憲・塩村あやか議員がペンギン水族館の休餌日に疑問「もう野生に戻さないのなら定時にごはんあげてもいいと思う」


 立憲民主党の塩村あやか参院議員は13日、長崎ペンギン水族館の休餌日(えさを与えない日)について「ハ テ ナ ?もう野生に戻さないのなら、定時にごはんあげてもいいと思うけど、そんなものでもないのかしら」と疑問を呈した。


過剰な給餌は体調不良を招く

 野生動物に休餌日を設けるのは体調管理の方法として珍しくない。奇しくもウィキペディアの「ペンギン」のページには長崎ペンギン水族館の前身である長崎水族館の元館長・白井和夫氏の著書を出典とする以下のような記述がある。

捕鯨との関わり
商業捕鯨時代には日本の捕鯨船が南氷洋でクジラとともにペンギンを生け捕りにして持ち帰り、動物園や水族館に譲渡されて飼育・展示されていた。長崎水族館で39年間に渡って飼育され世界最長飼育記録を残したキングペンギン「ぎん吉」や、同館で28年間に渡って飼育されたエンペラーペンギン「フジ」も、大洋漁業(のちのマルハ)の捕鯨母船「第二日新丸」に捕獲され渡来した個体であった。捕鯨母船では上甲板にペンギン用のプールを特設したものもあり、船員たちの憩いの場になっていたという。

船内では餌に解凍して切り刻んだ鯨肉が与えられ、船員らは荒波による船酔いで食事が喉を通らない日でもペンギンの給餌は怠らなかった。しかし船員もペンギンに関しては素人のため、過剰な給餌で消化不良や痛風を起こし体調を崩す個体もいた。また、南極からの帰航は温暖な赤道周辺を必ず通過しなければならないため、低温乾燥地帯原住で抵抗力の弱いペンギンはアスペルギルス症を発症しやすく、帰港時にはすでに衰弱していた個体や園館に譲渡されたのち短期間で死亡してしまう個体も少なくなかった。
出典:ペンギン – Wikipedia

 ペンギンは魚などを丸呑みして胃の中で半消化状態にして蓄え、雛にはそれを少しずつ吐き戻しながら与える。水族館のツイートにもあるように毎日餌を捕食できるわけではなく、種類によっては抱卵中に長期間の絶食をする。こういった生態のペンギンに連日給餌すれば負担がかかり体調を崩す原因となる。
 このことはフォロワーからも指摘があったようだ。


 塩村議員は都議時代から動物愛護が専門と言っても過言ではない活動をしているだけに、飼育動物の給餌制限に関する知識が無かったのは意外だ。いずれにしても少し調べるとか考えてからツイートすればこのようなことにはならないのだが。

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