蓮舫がいる限り無理!国民・榛葉幹事長「お花畑だね」立憲・小川幹事長の合流願望を一蹴してしまう【KSLチャンネル】
立憲民主党の小川淳也幹事長が、3日に行われた有楽町の街宣で「立憲と国民民主は再度、歩みをそろえて、願わくば再合併、再合流をして、一つの党名で戦える環境を作るのが最も望ましいと思っている。」と発言したことについて、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は4日の会見で「お花畑だね」と一蹴しています。
合流はすでに行われている
まあ、そう言われても仕方ないですね。
立憲と国民の合流はすでに行われていて、そのときに合流ができなかった議員らで新しい国民民主党を結成しているわけです。さらに昨年の衆院選で国民民主党が大幅に議席を伸ばしていますが、ほとんどの新人議員が民主党の系譜ではない新しい国民民主党に賛同 して手を挙げた人たちです。
今の国民民主党は旧民主党勢力を分断しているわけではなく、合流がかなわなかったごく少数のメンバーが独自に議席を伸ばしたのであって、あたかも元民主党みたいな感覚でものを言われたら榛葉幹事長も気分が悪いでしょう。
小川幹事長の頭の中には、そういう個々人の想いなど微塵も存在せず、自分たちが優位に立っているうちに自らの議席を確保したいがための吸収合併しか考えていません。まさに「お花畑」です。
自分たちが勢いがあったときには平気で国民民主党の選挙区に刺客を立てておいて、いまさら合流しましょうとか都合よすぎです。榛葉幹事長の静岡県選挙区に徳川家の刺客を送った蓮舫さんを全国比例で擁立しようという動きもある中で、あの人がいるというだけで全員が合流を拒否すると思います。そもそも立憲内からも蓮舫さんの再登板を快く思わない議員がいるのに、まずは自分の党の問題を片づけてから合流を口にして欲しいものです。
自治体選挙を見ても国民民主党の公認候補者数が少ないという事情を加味したとしても、あれだけ軒並み上位当選をしていていれば、もう立憲と調整する必要すらなくなってきているかもしれません。一応、国民民主党としても連合の推薦候補を同選挙区で重複させないという方針もあるので、立憲民主党はそれだけでもありがたいと思っていればいいんです。