【動画】加藤官房長官「日本共産党の暴力革命の方針に変更はないと認識」志位委員長は「敵の出方論」を使用しない方針も撤回はせず
政治・社会
加藤勝信官房長官は14日午後の記者会見で、日本共産党の「敵の出方論」にたった暴力革命の方針に変更は無いとの認識を示した。8日に志位和夫委員長が過去に用いてきた「敵の出方論」という表現を使用しないことを表明していたが、方針そのものを撤回したわけではなく、政府の認識もこれまでと変更はないということだろう。
テロや殺人を詫びることもなく組織維持
TBSの情報番組で弁護士の八代英輝氏が「暴力革命」について言及したところ、日本共産党は「デマ攻撃」として猛然と抗議している。だが、戦後の陰惨なテロ事件や殺人について同党は「分派した別組織」「警察のでっちあげ」などと無理筋の言い訳を繰り返し、警察などの権力を和解できない階級闘争と規定し「敵の出方論」を展開してきた事実がある。
13日の小池晃書記局長の会見では、この「敵の出方論」について撤回・廃止するのかを記者から問われたが、明確に否定も肯定もせず、誤解があり攻撃材料に使われることを理由に使用しないことを説明するだけだった。
どれだけ言い訳をしても、過去の警察官襲撃殺人など卑劣なテロ行為を詫びることもなく組織を維持していることは事実で、暴力革命の方針に変更がないという政府見解は変わらないだろう。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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