バズフィード「ガスコンロのグリル排気口を塞ぐと便利」ツイッターではなく自宅炎上案件!米びつを新アイテムとして紹介「計量カップいらないじゃん!」

政治・社会



 イーロン・マスクがツイッターを買収して以降、なぜかタイムラインに流れてこなくなったことでお馴染みのバズフィードジャパンが、とても危険な記事を配信している。
 なんと、ガスコンロのグリル排気口を塞いで台を設置するアイテムを、グリル使用時に取り外すという説明なしにお勧めしているのだ。火災待ったなしの危険な行為で、ツイッターだけでなく自宅が炎上しそうな投稿だ。商品購入に応じて報酬が支払われるアフィリエイト記事というのも注目すべき点かもしれない。


 メーカーは以下のように説明しており、バズフィードが紹介したようなコンロの後ろにスペースがなく、グリル使用時に移動できないタイプは使用できないようだ。

山崎実業(Yamazaki) 棚付き 伸縮 排気口カバー ブラック 約W44~82×D8×H7.2cm タワー tower 幅約43~80㎝まで対応 油はねガード 60cm 75cm IH コンロ グリル カバー 3446
※注意:グリル使用時は、必ず製品を後ろ側に移動して、排気口部分に掛からないようスペースを十分に確保してご使用ください。

米びつを新便利グッズとして紹介

 せめてグリルを使うときは撤去するように注意書きをすればいいのに。そもそも記事内のコンロでは距離的にグリルを使っていなくとも引火する。編集部は何をチェックしているのか。

 さらにこの記事を書いた記者が別の記事でも同時に炎上している。昭和世代から広く一般に知られる「計量米びつ」を、ニトリの新便利グッズであるかのように紹介しているのだ。


 この「計量米びつ」を懐かしのアイテムとして扱うネット投稿も散見されるが、実はAmazonなどネットショッピングでも売れている商品で、メーカーは今でも新型を投入している。ホームセンターなどでも途絶えることなく取り扱っているアイテムです。ドラッグストアやスーパーで「米びつくん」という害虫除けのアイテムが売られていることからも、今でもメジャーなアイテムと言えるだろう。

 バズフィードが便利だと絶賛しているニトリの米びつですが、これは簡易的なもので、他者の製品では複数ボタンで米の量が選択できる。むしろ昭和のタイプは脚がついていて床に直置きしないものが多く衛生的だった。昭和世代の米びつを知らないにしても、その商品が新アイテムかどうかくらいは調べてから記事を書いてほしいものです。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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