立憲から出馬の市井紗耶香 会見で政策を問われ何も答えられない大失態「安倍政権で許せないことは消費増税」←枝野代表が閣議でサイン

政治・社会

立憲から出馬の市井紗耶香さん、会見で政策について問われ何も答えられない大失態、自己紹介では子供の年齢すら原稿を確認

画像:SankeiNewsより

 7月の参院選に立憲民主党から出馬する元モーニング娘。の市井紗耶香氏が26日、国会内で出馬会見を行った。擁立が福山幹事長から発表され自己紹介を始めた市井氏は、最初から最後まで原稿を読むだけで、その後の記者からの質問にはほとんど答えられず、ほぼすべての質問に「やはり私は子育てをしてまして」と個人的な話をするだけで政策論は語らなかった。

党名から子供の年齢まで原稿確認

 普通、新人の出馬会見では強い意志をアピールするため正面を向いて自分の言葉で決意を語るものだが、市井氏は自己紹介から原稿に目を落とし「党名」「子供の年齢」まで原稿を確認するという目も当てられない醜態を晒した。
 神妙な"演技"で中身のないことを語る姿は見ているこっちが恥ずかしくなるレベルだ。

 記者からの政策に関する質問に沈黙する場面も見られ、答えても「やはり私は子育てを」と繰り返し、不平不満を述べる程度がやっとで具体的な政策については何も示せなかった。また、出馬に際して党からの誘いがあったのかと問われ、党関係者から声をかけられたことを認めたが「引き合わせ、というか引き寄せ的なところは感じます」とスピリチュアル的な謎の言い訳をしている。

消費増税が民主党案件と知らない

 安倍政権で一番許せないことは?と問われ「消費増税」と答えているが、それを言い始めたのが民主党政権で2014年4月に8%、15年10月に10%へ段階的に引き上げる消費増税と社会保障の一体改革の大綱を閣議決定したのは民主党の野田内閣であり、当時は枝野幸男氏が経済産業大臣として同意している。
 これを引き延ばしたのが安倍内閣であることを知らないようで、間接的に枝野代表の悪口を言っているようなものだ。市井氏の「消費税を上げると景気が悪くなる」というのは子供でも分かる理屈だが、それを東日本大震災から1年も経っていない2012年2月に言い出したのが枝野代表を含む当時の民主党野田内閣である。

すぐ辞める癖は致命的

 市井氏の関しては、これまでの芸能活動でも「利用したらすぐ辞める、放り出す」という指摘が相次いでいる。彼女の肩書は主に元モーニング娘。とされるが実は2年で「シンガーソングライターになる」と言い出して卒業している。しかし、その"公約"も果たさず結局はモー娘。関係の活動を少ししただけで間もなく引退している。
 復帰後は目立った活動はなかったが、ライバル関係にあるAKBグループの「大人AKB」のオーディションを受け大ひんしゅくを買い、番組企画の禊(みそぎ)として温泉、サウナ、銭湯、健康ランドなどの入浴施設で働く女性スタッフで構成されるOFR48(おふろフォーティーエイト)に加入し、継続して活動する意思を示していたが、これも番組で取り上げられなくなると分るとすぐに脱退している。

 2018年にはハロプロのコンサートにゲスト出演し18年ぶりにモー娘。の元メンバーとステージに立ったが、その一か月後に吉澤ひとみがひき逃げ事件を起こしてしまう。元メンバーらがそれぞれコメントを発表する中、市井だけは平然とSNSを継続し、それ以降はモー娘。とは無関係のような顔をしている。それでいて選挙では「元モー娘。」として出馬するという厚顔無恥だ。
 ちなみに、出馬に際して元メンバーらには相談も報告もしていないという。

 これで急に政治家になると言われても信用は出来ない。そもそも芸能界からの引退も「改めて党や家族と相談して決めたい」と明言を避けている。やっぱり信用できない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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