【中国】”首に鎖”の女性は人身売買と断定、中国共産党の県トップら17人に免職などの処分

政治・社会



 中国・江蘇省の村で、気温0度の戸のない小屋の中で首を鎖につながれた女性を慈善活動家の男性が発見した問題で、中国江蘇省政府は23日、人身売買や虐待があったと断定し県トップら17人を免職などの処分を下した。

「鎖の母」人身売買と断定 中国、地元トップら処分 | 共同通信
 【上海共同】中国江蘇省政府は23日、同省徐州市豊県で首を鎖でつながれた女性が見つかった事件の調査結果を公表し、人身売買や虐待があったと断定した。事件を防げなかったとして県トップら17人に免職などの処分を下した。当局の対応に国民が不信感を強めているため、早期の沈静化を図った。

中国共産党の関与は?

 この事件は発覚当初に当局が人身売買などを否定していたことが問題となっている。批判を受けて調査に乗り出した経緯があり、これが一民間の犯罪であったかどうか極めて疑わしい。

 こういう事案に際して同省政府が容疑者らを庇っていたとしか思えず、もっと大規模な人身売買ネットワークが中国に存在する証左だ。この被害女性が8人の子どもを出産し夫がこれを誇示して広告にも登場していたという情報もあり、中国農村部の闇を感じる。

 今回の摘発も中国共産党による火消しとの見方が強く、中国から人権侵害がなくなるとも思えない。

関連:【中国】“首に鎖”の女性→人身売買などの容疑で夫ら3人を拘束、当局の見解に対する批判で対応を変更か?
関連:中国共産党のスパイ機関?有村治子議員が孔子学院への深刻な懸念を国会で取り上げる!萩生田文科相「情報公開促す」

皆様の支援が必要です KSL-Live!からのお願い

【ご支援をお願いします】取材・調査・検証記事はコピペまとめサイトのような広告収入は期待できません。皆様からの支援が必要です。各種支援方法詳細

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

OFUSEで支援する

このサイトをフォローしよう