集会自粛は？共産・藤野議員が年配集め「新春のつどい」を開催、立憲民主党議員は大規模祝賀会に参加するダブスタ

2020年3月1日政治・社会

　新型コロナウイルス対策として政府が大規模イベントや集会の自粛を呼びかけるなか、自民党の秋葉賢也首相補佐官や杉田水脈議員が立食パーティーを開催していたことに批判が集まっている。政府の専門家会議では「お互いが腕を伸ばせば届く対面の距離で、一定の時間会話をしてしまうような複数人がいる場所」として飲み会なども同様に自粛するよう求めていた。

　野党議員らは国会で、与党議員のパーティーや安倍首相の会食を批判していたが、日本共産党や立憲民主党は今でも祝賀会や会合に平気で出席していることはあまり知られていない。

新潟県田上町で新春のつどい。立憲民主党の菊田まきこ衆院議員、関根一義田上町議からご挨拶をいただきました。安倍総理が言い出した全国一斉休校に対して田上町でも怒りの声。「テレビ見たよ。体に気をつけて頑張って！」と激励も。ありがとうございます！頑張ります！ pic.twitter.com/dMq0Zu7OWo

— 藤野保史 (@FujinoFujinooo) February 29, 2020

　何も立食パーティーという形式に限定して自粛が求められているわけではないだろう。藤野議員が開いた「新春の集い」には感染すれば危険と言われる年配の方が多数参加し、互いが手を伸ばせば届く範囲で対面している。大規模ではないが明らかに自粛要請の対象である。

立憲議員は大規模祝賀会に参加

　共産・藤野議員の新春の集いにも立憲・菊田真紀子議員が参加しているが、その他に立憲では杉尾秀哉議員や海江田万里議員が大規模な祝賀会に参加しているようだ。

　円卓でも隣同士は近く、宴もたけなわとなれば酒を酌み交わしあいさつに回ることもあるだろう。あれだけ自民党議員のパーティーを叩いておいて自分たちは「これくらいはいいだろう」では済まされない。ましてや国会議員は閣僚たちとも接する機会があり、感染などしていれば国政は大混乱に陥る。

　委員会では大声で唾を飛ばしながら総理を責めていた野党議員が、この認識で大丈夫なのだろうか？

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