自民党公報板に立憲民主党のポスターが無断掲示される 自民党議員「剥がして頂きましたが、流石に驚きました」

政治・社会

自民党公報板に立憲民主党のポスターが無断掲示される 自民党議員「剥がして頂きましたが、流石に驚きました」

自由民主党衆議院神奈川4区支部長の山本朋広衆院議員が地権者の許可を得て設置していた公報版に、立憲民主党の政治活動用ポスターが無断で掲示されていたことが判明した。

 他党議員の顔と名前が掲示されている真横に堂々と貼っている。自民党の広報版であることは誰の目から見ても明らかで神経を疑うが、それ以前に地権者に無断という非常識ぶりが立憲民主党らしい。

無断でも安易に剥がせない事情

 無断で貼られていたのは立憲民主党が2019年6月に参院選に向けた政治活動用ポスターとして作成したものだ。山本議員が公開した写真では草が茂っているので夏の参院選前後のものと思われる。

 立憲民主党は過去にも有料駐車場の管理会社に無断でポスターを貼るトラブルを起こしている。

 今回のように政党のポスターが無断で貼られた場合、選挙管理委員会に連絡しても撤去することはできないことになっている。撤去できるのは許可を得ている政党支部(自民党)ではなく土地の管理者であるが、ポスターも財産と考えられるため所有権を持つ政党関係者に引き取りに来てもらう必要がある。
 勝手に剥がした際に損壊したからと言って文句を言われるものではないが、山本議員のように立憲民主党に連絡して剥がしに来てもらうのが通例となっている。

 なんとも迷惑な話であるが、これはほとんど嫌がらせとしか思えない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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