不謹慎な報道特集・金平茂紀「あはは、あれは放送前に東北地方で震度５弱の地震があって挨拶枠が飛ばされちゃったんですわ」あはは、じゃねえだろうよ

2020年12月15日政治・社会

　報道特集の金平茂紀キャスターが、12日放送分で冒頭の挨拶コメントが無かったことに関し「圧力がかかったのか」と懸念する声があったことをフェイスブックで明かした。その際に、挨拶コメントが無かった理由を「あはは、あれは放送前に東北地方で震度５弱の地震があって、挨拶枠が飛ばされちゃったんですわ。」と説明した。金平氏にとって地震は“笑いごと"らしい。

豪雨災害では3年連続の不謹慎発言

　曲がりなりにも報道番組のキャスターが、地震の速報に「あはは」とか「飛ばされちゃったんですわ」という感覚は如何なものか。特に東北での地震は東日本大震災の余震である可能性が高く東北の人達は避難判断などで報道に注目している。そういった重要な役割を担っている自覚は無いのだろうか。

　金平キャスターは豪雨災害の際にもフェイスブックで不適切な投稿を繰り返している。

　2018年7月、西日本を中心に全国的に豪雨災害が発生した際には、愛媛県の鹿野川ダムを取材し「日本という国があらゆる面において「決壊」している」と政権批判で水害をネタにする非常識ぶりを発揮。

参考：TBS金平茂紀、ダムを見ながら「日本という国があらゆる面において「決壊」している」豪雨災害をネタに

　2019年10月には宮城県などに甚大な被害をもたらした台風19号の取材で宮城県丸森町を訪れ、倒壊した豚舎から逃げ出したブタを撮影し「豚たちが解放された」と投稿している。

参考：報道特集・金平茂紀　台風被害で壊れた豚舎に「豚たちが解放された」逃げた豚を撮影し不謹慎投稿

　2020年7月には熊本県で多数の死者を出す豪雨災害が発生したが、同月に行われた都知事選で「これまでに経験したことのない、命をまもるための、東京都知事選挙」と気象庁が強い警戒を呼び掛ける文言をネタにした。

参考：金平茂紀が熊本豪雨災害をネタに投票呼びかけ「これまでに経験したことのない、命をまもるための、東京都知事選挙」

　このひとにとっては災害情報は邪魔でしかなく、ひたすら政権批判の番組構成にしたいのだろう。被災した人に寄り添う気持ちも全く感じられない。人として大切な感情が欠如しているとしか思えない。

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