報道特集がフェイクニュース「統一教会との関係遮断、自民党奈良県連は無回答」→回答してました!次回放送で謝罪訂正
25日に放送されたTBS『報道特集』で、旧統一教会と政治の関りについてのアンケートで「奈良県連は無回答」と事実に基づかない報道がなされていたことがわかった。
問題となったのは、統一地方選挙の立候補予定者に教団側の接点の有無やあった場合の今後の関係遮断の意思を確認したかのアンケートで、自民党奈良県連は「接点の有無を確認し、一切関係を持たないとに誓約書を義務づけている」と回答していたが、実際の報道では無回答とされた。
奈良県連からの抗議に番組側は「メールが違うボックスに入っていて確認できなかった」として、4月1日の放送で謝罪と訂正をするという。
しかし、3月25日報道では「奈良県連は無回答」と報道され、すぐに抗議をした結果、「メールが違うボックスに入っていて確認できなかった」との謝罪がありました。
つきましては、4月1日の「報道特集」で謝罪と訂正をするそうです。#報道特集— 井岡正徳(奈良県議会議員) (@ioka_masanori) March 28, 2023
昨年の統一教会絡みで虚偽報道
同番組では昨年の10月にも、虚偽報道を行って抗議を受けている。
2022年10月15日の放送で、7月の参院選遊説中に銃撃され死亡した安倍晋三元総理のデジタル献花プロジェクトについて「デジタル献花に信者が影響?」と題して、プロジェクトに旧統一教会が関係しているようない印象を与え、さらに「立案者が信者」などと報道した。これに対して同プロジェクトが事実無根と抗議する事態となっている。
昨日 #報道特集 が「デジタル献花に信者が影響?」と題して、旧統一教会の方々にデジタル献花との関係を問う取材をしていましたが、彼らは実行委員会のメンバーで無いことを断言します。「立案者が信者」も事実ではありません。このような発信をあえてしないといけないことが残念です。#デジタル献花
— 安倍元総理デジタル献花プロジェクト (@arigato_abesan) October 16, 2022
今回の奈良県連のメール見落としも報道機関としてはありえないミスで、はたしてこれがミスであったかどうかも疑わしい。無回答であるかどうかの確認電話くらいすればいいものを、嬉々として「逃げた」と決めつけたのは結果ありきの報道である。
報道特集がどういった謝罪と訂正をするかが見ものだが、まさか女性アナウンサーにペコリと頭を下げさせて終わりとかないでしょうね?
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