金平茂紀が難病への偏見、安倍前総理に「神社(靖国)などに行かずに潰瘍性大腸炎の治療に専念なさってください」

政治・社会

 TBS「報道特集」の金平茂紀キャスターが21日、自身のフェイスブックアカウントで安倍前総理の難病である潰瘍性大腸炎に対する偏見に基づいた投稿を行っている。

いやいや、潰瘍性大腸炎の治療に専念なさってくださいませ。ああ、それから、神社などに行かずに治療に専念なさってくださいませ。

いやいや、潰瘍性大腸炎の治療に専念なさってくださいませ。ああ、それから、神社などに行かずに治療に専念なさってくださいませ。

金平 茂紀さんの投稿 2020年9月20日日曜日

患者団体の声明も無視する金平

 安倍前総理の難病「潰瘍性大腸炎」は、比較的に落ち着いている時期には食事など通常の生活スタイルが可能だが、それでも突然襲う激しい痛みなどで体力的にも精神的にも疲弊する。症状に波があることから、周囲からは「仮病」などと批判されることが多く、安倍前総理の辞任以降はSNSを中心に偏見に基づいた投稿が相次ぎ患者団体が理解を求める声明を発表している。
最近のSNS等での無理解な言動に声明 NPO 法人 IBD ネットワーク【PDF】2020.09.06

 安倍前総理は新薬の効果もあって職務を継続することができていたが、検査により再発の兆候が見られたため早めに辞任を発表し臨時代理を置く緊急事態を避けた。安倍前総理だけでなく他の患者も、繰り返す症状の中で日常生活を送っている。そうやって取り戻した日常の一部分を切り取って「仮病」であるかのように批判したり、難病を抱える人に「〇〇を食べるな」「〇〇に行くな」と言い放つことは無理解では済まされない人権問題だ。

 金平氏は報道番組を担当するキャスターであり、この病気に関しても全く知らないわけではないだろう。己の政治的な主張のために特定の難病を揶揄する投稿がどれだけ卑劣なことか考えてみればいい。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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