小川淳也後援会、政治資金で映画『香川1区』の宣伝ハガキ発送?選挙応援のライター著書も宣伝、実家凸された町川氏の姉宅にも届く
政治・社会
立憲民主党の小川淳也衆院議員の後援会が、同議員を扱った映画「香川1区」の上映を宣伝するハガキを発送していたことが分かった。昨年の衆院選前に小川氏から出馬辞退を迫られた日本維新の会の町川ジュンコ氏の姉宅にも届いているという。
今年1月に入ってからいろんな方からこんなハガキが届いたと連絡があります。これいいの?と聞かれるけど、なんと答えていいのやら。
小川さん自身が主役の映画を宣伝するハガキ。うちの姉にも届いた。国会議員が自分の選挙を映画にして宣伝するっていいのかなぁ…?どう思います? pic.twitter.com/yt2dSYF7WH— 町川 ジュンコ 日本維新の会 香川 (@machikawaJ) January 28, 2022
露骨なプロパガンダ
後援会からの発送となっているので原資は政治資金だ。以前にも小川氏が映画のチケットを政治資金で購入し支援者に同額で販売していたことが問題視されたが、このケースでも小川氏は自身の政治活動の一環として映画を利用していることになる。
法的には問題は無いのかもしれないが、前作が衆議院選挙中もクローズアップされており、やはり選挙での得票目的として利用している感は否めない。制作側が自主的に制作した映画であっても、それを政治家側が政治資金を使って支援すれば完全なプロパガンダとなる。
追記:小川氏のサインの横には選挙を手伝った人物の著書が宣伝されている。選挙応援の見返りと取られかねない行為で、購入リンクと思われるQRコードも添付されている
立憲民主党ではメディアへの資金提供が問題となったばかり。自身を扱った映画宣伝に政治資金を投入する行為にも慎重にならなければならない。
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