桜ういろう、Dappi追及のために共同通信記者として取材か?平日昼間に参議院広報に電話→ツイッターに投稿
ツイッターでヘイト投稿を繰り返し、野党に批判的なアカウントに異常粘着をしていた左翼アカウント「桜ういろう」が、共同通信の名古屋支社編集部デスクと判明し、勤務中にも過激な投稿を行っていた可能性が指摘されている。
共同通信社の桜ういろうは、8時から19時までの間こそ投稿が特に多かったってどういうことですか?
来週、データをまとめて、問い合わせさせてたいただきます。貴社の社員による名誉毀損、印象操作と住所を含む個人情報拡散に会社として加担してないと期待しています…が…@kyodo_official pic.twitter.com/cdU4AJEB1O
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) February 18, 2023
関係者は正体を知っていた
この「桜ういろう」は自分が共同通信記者であることを隠して、保守系アカウント「Dappi」と特定政治家の関係を追及する投稿を行っていた。2020年1月29日には、国会でのバッター表をDappiが質疑前日に投稿しているとして「特定議員と一体のアカウントとみて矛盾はない」と断定する投稿を行っている。
しかし、このバッター表は社民党の福島瑞穂党首がツイッターに投稿したもので、他の議員や政党アカウントも日常から前日に質疑予告として投稿しているものだった。筆者もこの情報をもとに翌日の国会配信予定を組んでいる。
参考:予算委員会バッター表が事前流出?「Dappiは特定議員と一体のアカウント」→福島瑞穂さんが公開したものでした
とんだ恥を晒したわけだが、ここで注目したいのは投稿時間だ。
画像はアーカイブから切り出したのでサンフランシスコ時間となっているが、日本時間では29日の15時01分となる。当時撮られたスクショでも確認できる。
この日は水曜日だ。平日昼間でこの時間帯に参議院広報に"一般人"として確認したとは考えにくく、共同通信の記者として取材電話をかけている可能性が高い。勤務時間中にコソコソとツイッター投稿することとは違い、参議院に電話をかけるとなると話が変わってくる。一般の質問を受け付ける参議院テレホンサービスでは、専用のメールアドレスでは添付ファイルを許可しておらず、詳しい文書の内容や取り扱いについて"記者だから"詳細に回答したのではないか。
このバッター表については、桜ういろう自身が間違いであったことを認めてツイートを削除しているが、不思議なことにバズフィードや左翼インフルエンサーの間にも情報が共有され、削除後も2年近くに渡って事実であるかのように扱われていた。
【フェイク速報】バズフィードがフェイクだと指摘されていた記述をこっそり書き換え。Dappiが「関係者向けの国会資料を事前に公開」としていた記述の「事前に」を削除し、本文からずっと下に離れた所に具体的説明なく「一部記載を修正しました」とだけ追記。書換前魚拓→ https://t.co/oFHk4bCYkw pic.twitter.com/vQBsgp7Ju0
— 徳本 (@tokumoto0) October 14, 2021
国会議員にしか配布されない資料をどうして入手できるのだろうか? https://t.co/4LFozxTK9q
— 原口 一博 (@kharaguchi) October 7, 2021
桜ういろうがマスコミ関係者であることがと調査される過程で、このアカウントに取材対象者らがリプライを行っていたことが判明している。おそらく共同通信社に移る前の新聞記者時代のものだ。スクリーンネームを変更したとはいえ、これは複数人のマスコミ関係者が桜ういろうの正体を知っていたということではないか。
Dappiの勤務先が判明したときには、妄想と憶測を交えて叩いていた左翼言論人や野党議員が桜ういろうにはダンマリなのも気になるところだ。
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