【徳島Dappi事件】四国放送の与党中傷ツイッター、50代男性社員が投稿を認める→特定済の元アナウンサー氏名は非公表
四国放送の公式ツイッターアカウントから与党を誹謗中傷する投稿が発信されていた問題で、同社の調査に対して50代男性社員が投稿を認めた。名前は公表されていないが、元アナウンサーで報道記者を経て現在はラジオ局編成制作部の北尾好孝氏が運用する匿名アカウントが、安倍元総理への殺害煽動など同様の中傷を繰り返していたことがわかっている。
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四国放送公式ツイッターに21日、山口代表をはじめ公明党を批判する内容が投稿されました。調査に対し、50代男性社員が投稿したことを認めました。今回の投稿は、特定の政党を誹謗中傷するもので到底許されるものではなく、社として謝罪し心からお詫び申し上げます。https://t.co/W5j5YC9682
— JRT 四国放送【公式】 (@omozo_jrt) December 24, 2021
本件報道をめぐる不可解な動き
この問題は当サイトへの情報提供から調査を行い、元アナウンサーの北尾好考氏による投稿を指摘していた。しかし、J-CASTニュースが当サイトにも情報提供者にも取材がないまま四国放送のコメントだけを報じた。これに大手新聞社などが追随し、「投稿者は不明」という流れになっていた。
四国放送の声明にもあるように、北尾氏は電波を預かる放送局の社員でアナウンサーも務めていたことから、氏名の非公表は筋が通らず、更なる不信感を招くだけだ。
四国放送公式ツイッター 不適切投稿について 四国放送株式会社
今回投稿された内容は、特定の政党を誹謗中傷するもので電波をあずかる放送局として到底許されるものではなく、不偏不党であるべき放送局の信用をゆるがしかねないものです。
北尾氏の運用する匿名アカウントでは、安倍元総理と母親への殺害煽動投稿も見られ、与党の女性議員や連合会長への差別的な投稿も多数確認されている。公式アカウントだけでなく、この匿名アカウントについても調査が必要なのだが、調査段階でアカウントごと削除されてしまっている。速やかにアカウントを再開して精査するべきだ。
Dappiに関する報道は憶測まで混ぜて徹底的に糾弾していたマスコミは、この放送局が関与する大事件に際して四国放送の言い分だけを垂れ流すのはやめていただきたい。
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