桜ういろう、Dappi追及のために共同通信記者として取材か?平日昼間に参議院広報に電話→ツイッターに投稿

政治・社会



 ツイッターでヘイト投稿を繰り返し、野党に批判的なアカウントに異常粘着をしていた左翼アカウント「桜ういろう」が、共同通信の名古屋支社編集部デスクと判明し、勤務中にも過激な投稿を行っていた可能性が指摘されている。


関係者は正体を知っていた

 この「桜ういろう」は自分が共同通信記者であることを隠して、保守系アカウント「Dappi」と特定政治家の関係を追及する投稿を行っていた。2020年1月29日には、国会でのバッター表をDappiが質疑前日に投稿しているとして「特定議員と一体のアカウントとみて矛盾はない」と断定する投稿を行っている。
 しかし、このバッター表は社民党の福島瑞穂党首がツイッターに投稿したもので、他の議員や政党アカウントも日常から前日に質疑予告として投稿しているものだった。筆者もこの情報をもとに翌日の国会配信予定を組んでいる。
参考:予算委員会バッター表が事前流出?「Dappiは特定議員と一体のアカウント」→福島瑞穂さんが公開したものでした

 とんだ恥を晒したわけだが、ここで注目したいのは投稿時間だ。


 画像はアーカイブから切り出したのでサンフランシスコ時間となっているが、日本時間では29日の15時01分となる。当時撮られたスクショでも確認できる。

 この日は水曜日だ。平日昼間でこの時間帯に参議院広報に"一般人"として確認したとは考えにくく、共同通信の記者として取材電話をかけている可能性が高い。勤務時間中にコソコソとツイッター投稿することとは違い、参議院に電話をかけるとなると話が変わってくる。一般の質問を受け付ける参議院テレホンサービスでは、専用のメールアドレスでは添付ファイルを許可しておらず、詳しい文書の内容や取り扱いについて"記者だから"詳細に回答したのではないか。

 このバッター表については、桜ういろう自身が間違いであったことを認めてツイートを削除しているが、不思議なことにバズフィードや左翼インフルエンサーの間にも情報が共有され、削除後も2年近くに渡って事実であるかのように扱われていた。

 桜ういろうがマスコミ関係者であることがと調査される過程で、このアカウントに取材対象者らがリプライを行っていたことが判明している。おそらく共同通信社に移る前の新聞記者時代のものだ。スクリーンネームを変更したとはいえ、これは複数人のマスコミ関係者が桜ういろうの正体を知っていたということではないか。

 Dappiの勤務先が判明したときには、妄想と憶測を交えて叩いていた左翼言論人や野党議員が桜ういろうにはダンマリなのも気になるところだ。

関連:【徳島Dappi事件】四国放送の与党中傷ツイッター、50代男性社員が投稿を認める→特定済の元アナウンサー氏名は非公表
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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