武田邦彦「透析に追いやる薬」に高須院長が反論「透析のおかげで延命する患者さんが多くなっているだけ」

政治・社会

武田邦彦「透析に追いやる薬」に高須院長が反論「透析のおかげで延命する患者さんが多くなっているだけ」

 DHCテレビが配信する『真相深入り!虎ノ門ニュース』22日の放送で、武田邦彦中部大学総合工学研究所特任教授が「透析に追いやる薬があり、透析患者が増えている、透析の機械を売るため」という趣旨の発言をしたことが話題になっている。
 これに対し、高須クリックの高須克弥院長は「透析のおかげで延命している患者さんが数多くなっているだけ」とシンプルに反論している。


薬との因果関係を説明するべき

 武田邦彦氏のような「薬で透析に追いやる」という主張は極端であるが、人口透析や患者に対する誤解や偏見を持つ人は一定数存在する。
 しかし、実際に透析を行う病院などの実態を知っていれば、技術の向上により延命する患者が増えていることは明白で、高須院長の言っていることが正しいとわかるはずだ。実際に筆者の家族も人口透析を受けていたが、医師からは「昔なら透析を受けることができなかった」と言われ、リスクの説明を受けながら治療を続けていた。延命に加え、治療を受けることができる人数も増えているのだ。

 一方で、武田氏の発言については「透析に追いやる薬」の説明を後回しにし、透析患者数の増加だけを強調しており多くの誤解を生んでいる。仮にそのような薬があったとしても、人口透析を受けるに至るまでに他の病気を患い治療していることが多く、それに関わる投薬を「透析に追いやるため」「機械を売るため」と言うことは出来ない。

 武田氏の言う「薬」を止めたら、別の病気での死亡リスクが高まるということも考えられる。そのあたりも含めて、武田氏は次回の出演で丁寧に説明するべきだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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