【公選法特区】沖縄3区補選、共産党が堂々の事前運動を開始「1票はヤラともひろへ」赤嶺政賢も駆け付け

政治・社会

【公選法特区】沖縄3区補選、共産党が堂々の事前運動を開始「1票はヤラともひろへ」赤嶺政賢も駆け付け

 公選法特区と揶揄される沖縄県で、4月9日告示の衆議院3区補選の事前運動が堂々と行われている。公職選挙法では告示日より前の選挙活動を禁止しているが、お構いなしのようだ。

 特定の選挙名と候補者名を明示しており、明らかな事前運動である。これに現職の赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)が参加しマイクを握っている。
 選挙運動は9日の告示日に立候補の届け出を行ってからしかできないが、ヤラともひろ氏を予定候補ではなく候補として紹介しているので言い訳はできない。日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」では、完全にこれを選挙運動として報じており赤嶺政賢議員が"選挙応援"として参加していることを裏付けるものだ。


明確に特定候補へ投票呼びかけ

こちらの投稿では選挙名を明示したうえで「新基地ノー、民主主義・くらしを守る1票は、ヤラともひろへ」と投票を呼び掛けている。

 事前運動と政治運動の境界は判断が難しいが、特定候補を当選せしめる目的での投票の呼びかけをした場合は問答無用の違反となる。

告示後の集会告知も事前運動

 意外と知られていないが、告示後に行われる集会等の告知を期間前に行うことも事前運動にあたる。

 この共産党地区委員会のアカウントは、このツイートをトップに固定している。違反との指摘も入っているが、完全に無視をしているようだ。

 こういった違反に関しては選挙管理委員会ではなく、警察へ通報するしかない。どうせ沖縄は公選法特区だと放置していては、沖縄の選挙は変わらない。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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