共産党のジャイアンが玉木代表を揶揄「NHKから国民民主党」→東スポのフェイクニュースと指摘され削除逃亡

2020年12月20日政治・社会

　日本共産党の香西克介（衆議院東京3区予定候補）が19日、東スポの記事『続投決めた国民民主・玉木代表が〝Ｎ国戦略〟に熱視線』をツイッターで引用し「NHKから国民民主党ってことか」と他党を揶揄する投稿を行った。

　この東スポの記事はフェイクニュースで、実際には会見で玉木代表がNHKから国民を守る党に熱視線とされるような発言は無かった。当サイトから香西氏に事実ではない旨を伝えると、説明も無く投稿を削除して逃げている。他党には説明責任を求めるのに。

東スポのフェイクニュースで他党批判はアカンで

会見を見たか？質問はYouTubeメディアで、N国だけでなくれいわ新選組など少数政党の特徴を挙げただけで玉木代表の発言も「N国」に限定したものではなかった https://t.co/OOTFNSaA5H

— KSL-Live!（竹本てつじ） (@ksl_live) December 19, 2020

玉木代表がN国に言及した事実なし

　会見で質問したのはYouTubeメディアの記者で、確かに質問中に「例えばN国は」と例に挙げてはいたが、同時に「れいわ新選組」なども名前も挙げて少数政党が他党に無いワンイシューで参院選を戦ったという趣旨であった。あくまで質問は「他党に無い独自色を出す意思はあるか？」というもので、玉木代表は少数政党が何かに特化したワンイシューで戦うのは有効な戦略であると答えただけだった。

　また、この質問に対する答えの中で玉木代表は一度も「N国」など他党を例に出しておらず、代表選を戦った同党の伊藤孝恵参院議員の発言を引用したものだった。これを東スポが面白がって「N国戦略に熱視線」とタイトルにしただけであり、記事の中でも伊藤議員の発言を引用したものであることは明記されている。

　香西氏は過去に熊本地震の募金を「党勢拡大と北海道５区補選に使う」というツイートを行って大炎上している。その後も不適切・不正確なツイートを繰り返し削除を連発している。同選挙区の松原仁衆院議員が立憲民主党入りしたことで、野党共闘のために香西氏の出馬が取り下げられる可能性も高くなり、以前にも増して荒れているように見える。

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