朝日新聞が山上容疑者を評価「時代の情勢に敏感で、問題意識が高い人」→そんな賢い人間なら暗殺などするわけがない

政治・社会



 朝日新聞デジタルが8日、犯罪心理学の専門家に分析したもらったとして、安倍晋三元総理を殺害した山上徹也容疑者を評価する記事を配信している。

「時代に敏感、感情任せでない犯行」 安倍氏銃撃、容疑者の投稿分析:朝日新聞デジタル
(前略) これらの投稿を見ると、単に妄想や感情にまかせて犯行に及んだものとは考えにくい。国や政治、世界に対して興味関心もあり、自分の意見を述べることができる人、時代の情勢に敏感で、問題意識が高い人ではないかと思われます」(後略)

賢いなら暗殺などしない

 ざっと見た限りでは、山上容疑者のツイッター投稿は、その時期の社会的関心ごとに言及しているに過ぎず、とくにこれを「時代に敏感」と評価することには疑問が残る。そもそもテロリストの凶行を批判するわけでもなく、その人物像を肯定的に扱う記事を配信することの危険性が分かっていない。

 犯罪心理学者が分析するのは大切なことだが、この研究を確たる証拠と結果がでないままに所感として新聞社が扱うことは感心できない。野党支持者などのあいだで山上の犯行を称賛する者もいるが、こういったマスコミの歪んだ報道姿勢がそれを助長している。

 朝日新聞は要するに「山上は賢い」ということを喧伝したいのだろうが、賢い人間は元総理を白昼堂々と暗殺などしない。はっきりいって頭の悪い残念な人間です。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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