松川るい議員「共産党とは絶対に手を組むことはありません。」大阪府知事選での共産党候補支援を完全否定

政治・社会



 自民党の松川るい参議院議員は10日、任期満了に伴う大阪府知事選(4月9日投開票)で自民党大阪府連が共産党候補に相乗りするのではないかという憶測について「ありえないことです。共産党とは絶対に手を組むことはありません。」とツイッターで否定した。


自民党独自候補の擁立が急務

 自民党大阪府連と共産党の共闘は、春の統一地方選で府議選に挑戦する自民党公認予定候補・林よう子氏が、共産党の辰巳孝太郎元参議院議員を応援するツイートを行ったことで憶測が流れた。吉村知事の再選を目指す維新側がこれに反応し批判を展開、林氏はツイートを削除、謝罪を行った。

 大阪では依然として維新が圧倒的な勢力を誇り、自民党大阪府連も共産党も反維新の姿勢で一致していることから共闘の噂が絶えない。今回の府知事選に関しては、この時期になっても独自候補を擁立できない自民党大阪府連に対する支持者の不安も大きく、維新と共産党の一騎打ちとなった場合に、共産党の辰巳氏へ自主投票で票が流れるのではないかという懸念もある。

 こういった不安を払しょくするためか、松川氏をはじめ大阪府連所属の議員らは共産党の共闘を真向から否定するSNS投稿を行っている。いくら反維新と言っても自民党が共産党と共闘することはないと思うが、独自候補を立てない限り、維新側はこれを利用してくるだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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