
中華料理チェーンの日高屋は15日、テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』に出演した青野敬成社長の発言で、日本人労働者を軽視しているかのように受け取られかねない表現があったとして謝罪した。
一部テレビ報道に対するご説明
このたび、4 月13 日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」内における当社社長の発言につきまして、一部に日本人労働者を軽視しているかのように受け取られかねない表現があり、ご不快な思いをされた方やご懸念をお持ちになった方がいらっしゃることにつき、深くお詫び申し上げます。当該発言は、人材確保においてより広い視野で考える必要性についてお伝えする意図によるものでしたが、結果として配慮を欠いた表現となりましたことを重く受け止めております。
また、当社におきまして、外国人雇用による助成金を受け取った事実はございません。
加えて、外国人労働者(特定技能取得者を含む)の給与額や福利厚生、昇給・昇格等につきましても、新卒・中途の通常社員(日本人)と同じ条件にて待遇しております。
しかしながら、今回の発言により誤解を招く結果となりましたことを、改めて真摯に受け止めております。今後は発信にあたり、より一層慎重を期し、誤解を招くことのないよう努めてまいります。
ハイデイ日高
特定技能の趣旨に反する?
問題となったのは13日放送のテレビ東京『ワールドビジネスサテライト』で、外食分野の特定技能1号について法務省が、同分野における新規受け入れを4月13日以降、原則停止すると発表したことを受け、青野社長が「外国人の特定技能がダメとなりますと、日本人の高校卒業生や大学卒業生、専門卒、そういった方を取るしかない」とコメントしたことが、雇用において外国人を優遇し日本人を軽視していると批判の声が上がっていた。
同社は外国人雇用を全体の4割程度を想定していたが、国全体での受け入れ上限に達する見込みにより新規の受け入れが事実上不可能となった。外国人雇用による補助金等を受け取ってはいないが、外国人雇用を優先して不足分を日本人で補うような表現になっている。
また、外国人優遇というよりも外国人労働者が日本人より扱いやすい人材ともとれる発言だ。あくまで日本人の人出不足を補うという、本来の受け入れ目的の説明は番組内でなされているが、社長の発言部分だけを聞くとそうは聞こえない。
ここは「日本人の雇用と離職率を下げる人材確保に努める」というのが正解であろう。それを「(日本人を)取るしかない」と表現したのは、どう解釈しても外国人優遇で日本人軽視だろう。



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