中国でNHKが無料で放送される本当の理由!真実を知れば反対することが恥ずかしくなる【マガジン192号】
KSLマガジン
中国で放送されるNHK海外放送のニュース番組が12日夜に「電波異常」と表示され、一時的に視聴できなくなったことが話題となっている。第19期中央委員会第7回総会の内容を規制する目的と見られ、中国共産党が不都合な内容を遮断していることは間違いなさそうだ。
出典:中国、NHK放送を中断 7中総会の関連報道 | 共同通信
この報道を受けて、日本では半強制的に受診料を徴収されるNHKが、中国で無料で視聴できること自体がおかしいという指摘がネット上で噴出している。これには少し誤解もあるようだ。
中国での放送は継続するべき
NHKが中国で放送される根拠は、放送法第20条のなかで「邦人向け国際放送及び外国人向け国際放送を行うこと。」と定められているからだ。ただし受信料の徴収について、国内法での受信契約は海外では通用しないことと、アプリで課金する方式にしても有料では誰も見ないだろう。放送法第20条で定められた外国人向けの国際放送を行う趣旨としても無料であることが望ましいと考えられる。
こういった説明をしても、中国を警戒する保守層の方々には通用しないだろう。だが、放送法第20条の本来の意味と、これが対中国の重要な役割を果たしていると知れば、保守としてNHKの中国向け放送に大賛成するはずだ。総務省の資料を含め詳しく解説しておく。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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