【真相判明】不法投棄された米、袋に「毎日新聞」文字?転売ヤーから購入してコクゾウムシ大発生か【KSLチャンネル】

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 神奈川県の海岸に玄米が投棄されていたことが話題となっています。

 海岸の清掃や美化啓発を行う団体「かながわ海岸美化財団」が29日にXで報告した写真を確認すると、段ボールの中の玄米は毎日新聞の文字が確認できる袋に詰められていたようです。この袋からして実は毎日新聞が購読者用に備蓄していたのか?毎日新聞が玄米を配っていたのか?と憶測を呼んでいます。

正体は○○○○袋


 どういうことなのか調べてみたら、どうやらこの袋は毎日新聞が購読者に無料で配っている広告付きの「新聞整理袋」ということが判明しました。投棄した人物が毎日新聞購読者なのかは不明ですが、この袋はメルカリやYahoo!フリマで1枚当たり50円以下で転売されているので、購読者以外でも入手は可能です。説明不要かと思いますが玄米を入れるには不向きなものです。

 玄米が投棄されてどのくらいの期間が立っているのか不明ですが、すでに発芽して大量のコクゾウムシが発生しています。清掃中に確認のため開封したのかもしれませんが、段ボールになんらかの生き物に食い破られたような痕跡もあります。
 コクゾウムシよりも大きい昆虫の蛹が羽化した抜け殻のようなものも確認できるので、転売かなにかで玄米を購入したものの低温保管も精米もできず自宅でコクゾウムシを発生させてしまい、海岸に投棄されたものでしょう。農家から譲り受ける玄米なら、ひも付きで封緘できる専用の袋を使うので、転売した人物の入手先そのものがかなり怪しいと思います。
 ゾウムシの長い鼻のような部分は「口吻」というものですが、これを使って硬い木の実などにも穴をあけることができるので、新聞紙を整理する薄い袋だと、簡単に破られるしガムテープで補強したところで何の役にも立ちません。
ピンからキリまで間違った取り扱いをしているので、まさか盗品ではなかろうかと疑ってしまうレベルです。

 政府備蓄米が基本的に玄米であることから、長期保存が可能という誤解もあるようですが暖かくなると短期間でもコクゾウムシが沸いてしまいます。状況からして転売ヤーの保管場所で、すでに大量のコクゾウムシの卵が産みつけられていたとも考えられます。

 江藤拓大臣が失言で突然の辞任、後任の小泉大臣が就任早々に政府備蓄米の大量格安放出を発表したので、転売ヤーの在庫放出は間に合わなかったものと思われ、これから、いやすでに転売在庫は虫だらけの阿鼻叫喚の地獄絵図となっているんじゃないでしょうか?

ざまぁみろ!としか言いようがありません。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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