【削除逃亡】蓮舫だけじゃない?複数の立憲議員が公選法違反投稿“投票日当日”に投票呼びかけ→なかったことに【KSLチャンネル】

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 20日に投開票が行われた参院選では自民公明の与党が過半数割れ、参政党と国民民主党が躍進し立憲民主党が現状維持、共産党は議席を半減させる大敗というカオスで幕を閉じました。

 毎度恒例とはなっていますが、投票日当日は選挙運動が禁止されているのに、SNSに投票呼びかけや候補者の宣伝を投稿する国会議員がいます。蓮舫さんや立憲民主党のベテラン議員ら複数人が投票日当日の選挙運動を行っているので、証拠写真付きで解説します。

近藤昭一議員が投票呼びかけ

 まず最初にやらかしたのが当選10回のベテランである近藤昭一衆議院議員です。愛知県選挙区の田島麻衣子候補への投票呼びかけを動画付きで投稿しています。ご丁寧に投票用紙の書き方まで明示しています。日が変わった0時26分に投稿されていましたが、1時間程度で削除されたものと思われます。短時間であっても刑事告発されれば事情聴取は受けることになります。

梅谷守議員は誤って投稿か?

 次に日本酒や現金を有権者に配ったのに、なぜか不起訴となった梅谷守衆議院議員です。新潟県選挙区の打越さくら候補への投票呼びかけを、写真付きで午前8時前後に3連投しています。最後の投稿では森ゆうこ候補への比例投票も呼びかけています。文章の内容からして投票日を「明日」と表現していることから、予約投稿のミスか日付の誤認かと思いますが、ダメなものはダメです。これも後に削除されています。

蓮舫さんはケアレスミス?

 次に候補者本人の投稿です。平成25年の改正公職選挙法で、インターネット選挙運動が解禁されましたが、その際には候補者本人が投票日当日に選挙と関係ない投稿をすることも名前を売る行為として、禁止された投票日当日の選挙運動とみなされる可能性が指摘されています。これはアカウント名に政党名を入れている人にも同じことが言えます。

 話題となったのが蓮舫さんのこの投稿です。候補者本人の投稿も控えねばならないわけですが、アカウント名に「2枚目の投票用紙」と比例投票を呼び掛ける文言が入っています。


 固定されたバナーやホームページデザインなどは投票日当日も、そのままにしておいてよいことになっているんですが、アカウント名や顔アイコンを伴う新規投稿は量的に増えているので、禁止された投票日当日の運動とみなされる可能性が高いわけです。
 蓮舫さんはケアレスミスだと説明しているようですが、候補者本人が投票日の注意事項を忘れるわけはないと思うんですが。

候補者の当日投稿はNG?

 次は近藤昭一議員が禁止された投票日当日の投票呼びかけをした、愛知県選挙区の田島麻衣子候補ご本人です。投票率アップのための投稿をしていますが、投票日当日の名前を掲げた活動は選挙運動とみなされるので、これも違反の可能性が高いというのが選管の判断です。


 しかも投票日が連休中日となったことが、与党が投票率を下げる意図であるという陰謀論まで語っています。この投票日は公選法規定で決まっているわけですが、立法府の構成員が法律も知らないとは情けない、また「#差別に投票しない」とイデオロギーに関するハッシュタグも含まれているので質が悪いです。
 候補者本人のアカウントで投票を呼び掛ける行為に、中立性など担保されるわけもなく、これを見て投票する人は田島候補に投票することになるわけですから、これは投票日当日の選挙運動とみなされるでしょう。

 他の党にも類似行為は見られましたが、とにかく立憲民主党が酷かったので、まとめてご紹介してこうと思った次第です。皆さんはこれが許されると思いますか?

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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