【二馬力選挙】標旗偽造の証拠!なんら調査せず岡野純子の嘘を鵜呑みにする国民民主党・玉木代表の醜態【KSLチャンネル】

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 国民民主党の岡野純子衆議院議員が参院選の千葉県選挙区で、比例区の標旗を選挙区標旗に偽造し、同時演説する個所を増やす二馬力選挙を行っていた問題で、玉木代表は22日の会見で「錯誤であった」と断定し岡野議員の県連代表代行の役職辞任を行け入れ倫理委員会に諮ることを明かしました。
いつもの時間稼ぎです。

 申し訳ないですけど、故意の偽造であることを隠そうと嘘を言ってると疑わざるをえません。会見で複数人からこの件について聞かれていますが、玉木代表はには調査結果のペーパーも入っていない状態で、何を聞かれても「把握してない」という有権者をなめ切った対応です。この問題を報じた日刊ゲンダイの質問に対する受け答えも態度も最悪のもので、その時の様子をご覧ください。党ぐるみで嘘を言っている部分は後ほど解説します。

なんら調査せず嘘を鵜呑み


 要するに、なんら調査せず岡野議員の稚拙な言い訳を鵜呑みにしているわけです。誰が比例区の標旗に選挙区候補の名前を書いたのかすら把握していないなどありえません。指摘されたあとにも複数個所で偽造や名前のない標旗を使用していたことが確認されていて、これに他のスタッフも気が付かなかったなど絶対にありえません。演説前に標旗を確認するのは選挙に関わるすべての人間がやってることです。

 岡野議員とのトラブルで国民民主党を離党した複数の自治体議員のもとには、少なくとも県連単位で偽造された標旗を指摘後も使用している証拠写真が寄せられているようですが、玉木代表が応援に来た日にも候補者標旗と比例区標旗がそれぞれ使用されている写真が存在します。
 向かって左の標旗は選挙区用のものですが、左側のものは比例区用で名前も記入されておらず、小林候補の名前が入った偽造されたものとは違う、別の標旗も不正に使用されていた証拠です。


 候補者が到着する前に比例区のスタッフが、場所取りと前説のために比例区標旗を掲げて比例区の活動をすることは珍しい事ではありませんが、名前を入れていないということは特定の比例区候補の活動ではなかったということでしょう。

 そもそも選挙区候補の演説を候補者不在でやるためには、標旗を候補者陣営から受け取る必要があるので、岡野議員が選挙区標旗を常備することはありません。借りることも返すことなく常備していたということは、これが選挙区候補の標旗と運動員腕章ではなく、偽造されたものである認識があったわけです。

 とにかく身内に甘い民主党しぐさが抜けきらず、その中でも特に岡野議員への対応の甘さは度々指摘されていますが、それならば忖度のきかない司法に委ねられることになると思うんですが、国民民主党大丈夫でしょうか?

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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