チラ見せ市長が辞職を撤回!マキちゃんは~伊藤市長をやめへんで~!【KSLチャンネル】

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 卒業証書チラ見せ市長として、今では笑いのネタにしかなっていない伊東市の田久保眞紀市長ですが、辞職して出直し選挙をやるという前言を撤回しました。開き直りなのか真意は不明ですが、刑事告発されたことが公職にしがみつけば捜査の手が鈍るというものでもありません。

 この問題は6月上旬に匿名の投書で東洋大学卒とする経歴が虚偽であるという疑惑が浮上し、市議会の議長と副議長に面会した際に偽物疑惑のある卒業証書をチラッとだけ見せて閉じてしまい、その後は現物の確認をすべて拒否していることで話題となりました。

 7月2日には大学を除籍となっていて、卒業扱いになっていないことを認めますが、一旦は卒業だったが除籍にされたとか、到底信用できない意味不明な説明を繰り返したことでワイドショーでも散々とネタにされるようになりました。その後は百条委員会への卒業証書提出を拒否したり、出頭要請まで拒否するという見苦しい抵抗を見せているわけです。

リコールまで給与が欲しい?


 辞職勧告決議も可決して一旦は辞職の意向を示してはいますが、こうやって開き直られたら特に効力もなく、リコールも当選から1年経っていないので署名を集めることもできません。

 こうなると給与にしがみついているという疑いもあって、伊東市の市長給与は月額で83万5千円、期末手当が給与の約4か月分となっているため、任期の4年間を漫然と過ごすだけで約5千万円も貰えるわけです。無論、1年後は確実にリコールされるとは思いますが。

 ちょっと小ネタなんですが、今回の騒動の発端となった伊東市の広報誌「広報いとう7月号」のPDF版は、市長のプロフィールを「東洋大学法学部卒業」の部分が「除籍」と訂正されたものに差し替えられていますが、卒業と記載されていた7月号がフリマサイトで販売されているようです。最も高いもので10冊1万円という出品も見られますが、1冊500円程度ならかなり売れれているようです。


 騒動を受けて無料のチラシスタンドなどから持ち去ったものと思われますが、市は転売をしないよう呼び掛けているものの時すでに遅しと言ったところです。

 とにかくやることなすこと、すべてが笑いのネタになっている状態ですが、ご本人も会見で薄ら笑いを浮かべるなど、なかなかのモンスターと思われます。

 田久保市長の今後のご活躍に期待したいと思います。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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