悪質!共産党が認知症高齢者を投票所に連れていく→無断で立ち入りメモを渡そうとして職員とバトル→議員辞職【KSLチャンネル】

日本共産党の市議が公職選挙法違反を指摘され辞職しました。
この件は思った以上に悪質で、言い訳も酷いので詳しく解説したいと思います。
問題となったのは埼玉県ふじみ野市の足立志津子市議で、7月に行われた参院選の投票所内で、認知症の高齢男性に投票のためのメモを手渡そうとした「投票干渉」の疑いで投票所の職員とトラブルになったようです。
参考:認知症の有権者を投票に連れて行った共産党市議、候補者名のメモ渡そうと投票所立ち入り…議員辞職 : 読売新聞
参考:西部東地区委員会・ふじみ野市議団の声明(2025年8月25日) | 日本共産党埼玉県委員会
認知症高齢者を選挙利用か?
まず認知症の高齢男性を車で投票所に送迎していたという時点で、高齢者や認知症の方を不正に選挙に利用していたことが疑われます。実は病院で療養している方や高齢者施設の入居者は、すべてではないですが投票所に行かなくても施設内の臨時投票所で期日前投票ができます。
ここで投票先の判断が困難な高齢者に、施設側などが投票干渉している疑いは度々指摘されているわけですが、投票所へ送迎をすることで、特定候補への投票を誘導する問題も組織的な選挙を行う政党では以前から、この疑いが指摘されています。
個人的に面談して特定候補への投票をお願いすることは問題ないわけですが、公立の病院や施設は公務員の地位を利用したことになるので注意が必要です。公立ではない一般施設であっても、利用者が認知症であったり、候補者情報を十分に把握できない高齢者に特定候補への投票呼びかけをすることは、倫理的な問題が生じます。
参考:参院選で投票呼びかけか 公立病院の看護部長を書類送検 福島|NHK 福島県のニュース
今回のケースでは市議が送迎した際に、認知症の男性が車にメモを置き忘れたことで、市議が投票所内の男性にそのメモを渡そうとしたようです。これがなかなか悪質で、無断で投票所に立ち入って職員に止められたのに、強引にメモを渡そうとして、職員にメモを取り上げられるという荒れる中学生みたいな所業です。
そもそもこのメモが認知症の男性が自発的に書いて持参したものかも疑わしくて、過去の摘発事例を見ても、常態的に投票の誘導と干渉が行われていた可能性もあります。
ちなみに埼玉県選挙区の共産党候補は現職だった伊藤岳候補で、2019年に選挙区定数が3から4に増えたことで4位に滑り込んでいた人物です。今回は国民民主党と参政党の躍進で6位に押し出せれていますが、党としてかなりの焦りがあったものと思われます。
全国比例区含めて担当地区ごとの得票数も、市議としては気になっていただろうし、市議単独のうっかりミスではなく、共産党の体質などが大きく影響した事案と言えるでしょう。
それにしても参政党への過激な妨害といい、今回の投票所職員とのもみ合いといい、民主的な手段で勝てないと実力行使に出るのは、暴力革命思想のあらわれなんじゃないでしょうか。










































