【国防論戦】覚醒した小泉進次郎、高市内閣の豪華メンバーが共産党をフルボッコにしてしまう【KSLチャンネル】

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 日本共産党の山添拓さんが、また小泉進次郎大臣から説教を受けています。

 山添議員は15日の参議院予算委員会で、凝りもせず高市総理の台湾有事発言について質問し、防衛費を軍事費と呼ぶ共産党らしさを発揮しています。山添議員の難癖のような質問には、高市総理と木原官房長官、茂木外務大臣、小泉進次郎防衛大臣という豪華な講師陣が説明にあたっています。

共産党の自衛隊解体論


 共産党の中では良識派とされた山添拓さんも、今国会で小泉防衛大臣に論破されたことで拗ねちゃったようです。小泉大臣も完全にイジリにいってオモチャにしているようです。

 共産党がこういう非現実的な平和論を展開する根底には、自衛隊の存在を違憲と主張していることがあげられます。自衛隊は憲法に反するので段階的に解体するというのが共産党の方針なわけですが、それでいて主権国家としての自衛権は認めるという矛盾をはらんでいます。
 2015年の安保関連法案と集団的自衛権をめぐっては、この矛盾が共産党の暴論を加速させ国会前でどんちゃん騒ぎするという奇行に走るものも現れたわけですが、2016年になると当時の民進党との野党共闘で、新政権が誕生したときは「しばらく自衛隊を活用する」と志位委員長が発言したことで、矛盾だけにとどまらない、その場しのぎのご都合主義まで露呈してしまいます。

 共産党は自衛隊解体論から段階的解体論へ主張が変遷し、さらに中国の軍事力増強やロシア、北朝鮮の危険な動向を否定できなくなったことで、事実上は自衛隊の存置を認めざるをえない状況となったわけです。そういう状況に陥りながら防衛予算には反対したり、共同訓練にも反対するから話がかみ合わなくなるわけです。

 共産党はこういう矛盾を突かれると、対話外交による問題解決を口にするわけですが、軍事力も防衛力も持たない国には外交などできません。ましてや日本は輸出できる資源にも乏しく、何を背景に交渉ができると思っているのでしょうか?

 共産党が衰退していく原因のひとつが、こういう矛盾に対して詭弁を弄す党幹部に、今の若者が付いていけず中道路線の政党に支持が流れて行っていることがあるでしょう。
 党の改革もできない連中に、この国の革命など無理なんじゃないでしょうか?

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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