立憲岡山・ハラケン「神待ち、首絞め」投稿疑惑の真相!フェイクニュースへの対応失敗と不義理が招いた落選【マガジン137号】

KSLマガジン



 衆院選岡山1区から立憲民主党の公認で出馬した原田ケンスケ氏が、東日本大震災の直後に帰宅困難となった女性を自宅に招いたとされるツイッター投稿が再注目され、他にも「性交中に同意を得て、手で首絞めてて誤って死んでしまっても違法性はないよ」といった投稿に批判が殺到した。

 結論から言うと、これは原田氏が2019年の参議院選挙に出馬表明した際に「政治知新」が作り上げたフェイクニュース記事がもとになっている。同時期に立憲民主党を中心に複数の野党候補がフェイクニュース被害を訴えており、のちに国会でも問題が取り上げられ菅義偉官房長官(当時)が感知していないことを答弁する事態となったが、これもそのうちの一つだ。

 筆者は取材先で原田氏に2度ほど会って言葉も交わしているので、この件が再燃し始めた当初に事務所に連絡を入れ「早急に対応しましょう」と申し入れたが、結果的に原田陣営はこれを放置して大炎上することになる。その時のやり取りを含めこの記事で可能な限り真実を明かします。

 ちなみに女性スポーツ選手に関する投稿などは明らかに不適切で謝罪と撤回が必要であるが、彼が「おっぱい」と投稿したことはなにが悪いのか理解できない。若者としては普通のものであり、政治家を目指した時点で消さなかったことだけが批判の対象だろう。
※愛媛4区で公認取り消しになった方にも直接電話で「おっぱいは悪くありません」と伝えました
参考:立憲民主党衆院予定候補「JKを視姦しに行く」「幼女誘拐の才能」過去の不適切ツイートが多数→ご本人に取材、お話を聞いてみました

政治知新の悪質なフェイク記事

 この問題は参院選を3か月後に控えた2019年4月5日に「政治知新」が配信したフェイクニュース記事に端を発する。日本でここまで酷いフェイクニュースが作られるのは珍しく、あまりにも悪質で当時保存された魚拓は原田氏の名誉を守るためここには貼れません。

 フェイクの内容は後述するが、原田氏の学生時代の写真を無断で記事に貼り、女性を含む友人らとの飲み会写真を早稲田大学のイベントサークルで起きたスーパーフリー事件」と同様であるかのように印象操作されていた。貼られた写真には一般女性が複数写っているが、加工されることなく晒されている。

 刑事事件としても扱えるレベルの名誉棄損であったが、なぜ法的な対応をしなかったのか不思議だ。同時期に政治知新からフェイクニュース被害に遭った森本しんじ参院議員(2019年改選)に当時の対応を直接確認したことがあるが、正式な抗議はしていないが森本陣営からはなんらかの連絡がなされたそうだ。

 この政治知新のフェイクニュース記事を含め、当時の数々の悪質記事は今回の炎上直前にすべて削除されている。これが原田氏側からの要請なのか、何らかの手続きを行ったかは不明だ。
※10月初旬のキャッシュが残っていた

首絞め投稿の真相は「限界事例」



 原田氏の「首絞め」投稿に関しては本人の性的指向の問題ではなく、過去の高裁判例を示したものである。投稿当時、原田氏は東京大学法学部に在学中であったことから、法律の専門家でも議論になる限界事例を投稿したまでだ。

 ただし、原田氏の投稿には誤りがある。過去の判例では性交中に同意(求め)をえて紐で首を絞めて死に至らしめたケースは過失致死罪ではなく傷害致死罪、性交中に手で首を絞めて死に至らしめたケースが過失致死罪となっている。これは、同意を得て手で首を絞める行為は傷害の罪に問えないが結果的に死に至らしめていることから"過失"致死罪、同意があっても紐やバンドを使って首を絞める行為は障害の罪に問われ"傷害"致死罪という解釈ができるというテーマだ。

 それでもこの判例をもって「素手は無罪、道具を使ったら有罪」という解釈は乱暴で、高裁判例があってもその都度のケースと解釈によって判断が分かれるというのが本来の考え方だろう。
参考:SMプレイ中の死亡事故、日本では何罪?(園田寿) – 個人 – Yahoo!ニュース

 原田氏は投稿の最後に「そんな刑法」と記していることから、この投稿が法学的な議論のテーマであることがわかる。しかし、判例の事実関係が間違っているうえ、当時は法学部学生として問題が無かったとしても、政治家として説明を求められたときには丁寧に説明するべきだった。

神待ち投稿ではなく普通の親切



 原田氏が東日本大震災の発災直後に帰宅困難となった女性を誘う「神待ち」をしたとされる投稿であるが、これは前述の「政治知新」がスパーフリー事件とこじ付けて作り上げたイメージであって事実はそういう如何わしいものではない。

 偏見なくフラットに考えれば、震災の影響で帰宅困難になった「学友」や「仲間」を自宅に泊まらせるのは親切心ではないか。投稿をよく読めば「現時点で、女の子が二人くることになってます」となっていることから、女性を単独で招いているのではなく性別問わず呼びかけていることがわかる。内容からして女性が二人だけでは緊張するので他にも遠慮なく来てほしいという内容ではないか。

 この投稿以外にも男女が集まって飲み会をすることを不健全とする指摘が散見されるが、一つ屋根の下で男女が飲食してはいけないという頑固カミナリ親父みたいなことを言ってる方が異常だと思う。モテない男のひがみ根性みたいで実にかっこ悪い。

 ちなみに政治知新では「けんけんはうす」をスパーフリー事件と結び付け印象操作されていますが、この「けんけんはうす」とは原田氏が2012年3月に東京大学を卒業し引っ越しするにあたって、当時の友人と二人で家賃をシェア(居候1名)した2DKの物件のことでシェアハウス運営でもない。ここに週末に仲間が集まってワイワイやるのは必然で、若者としてなにも特殊なことではない。

 最初の印象操作に引っ張られ「如何わしい」という先入観から批判していた人は、少し冷静になって読み返してみるといい。心が汚れていたのは自分だったと気が付くでしょう。

フェイクへの対応申し出に塩対応

 原田氏の投稿すべてを擁護することはできないが、少なくとも炎上した二つの投稿は政治知新の作ったフェイクニュースである。面識のある筆者としては放っておけず、炎上前に事務所に対応を打診した。だが原田氏からの連絡はなく翌日には見事に大炎上して収拾がつかなくなった。炎上してからしれっと連絡をされても手遅れなんです。

 時系列から説明すると・・・・

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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