山本太郎が大阪都構想反対に便乗した理由はコレ→連日の演説で司会を務めた女性タレントは大阪1区で出馬予定、選挙区で売名して投票後に発表する卑怯な戦術
政治・社会
大阪都構想の是非を問う住民投票で、れいわ新選組の山本太郎代表が大阪入りし連日の大規模演説を行った理由が判明した。なんと、演説で司会を務めていたタレントの八幡愛氏(33)が、次期衆院選で大阪1区から出馬する予定があったのだ。この八幡氏の名前を売るために大阪都構想に参戦し、投票で否決された2日後の3日に現地で公認を発表するという露骨なやり方だ。
露骨な集票目的は地元感情を逆なで?
やけに熱の入った街宣活動を2週間繰り返したと思えば、その目的は公認候補の売名だったとは。
これならいっそのこと大阪都構想の運動期間前に発表すればいいものを、あたかも「大阪のために」と見せかけて八幡氏を売り込み、大阪都構想の否決で注目されるタイミングで発表する愚劣さは、この党の手段を選ばない異常性をよく表している。
大阪1区は自民党の大西宏幸氏と日本維新の会の井上英孝氏(ともに現職)が毎回のように接戦となる選挙区だ。野党が入り込む余地も無いため、野党共闘の対象外となっており共産党も候補者を下げない。また立憲民主党も前回落選した村上賀厚(のりあつ)氏が総支部長として継続活動中で、ここにれいわ新選組が候補者を投入しても野党同士の潰し合いになるだけ。
れいわ新選組は希望の党騒動で取り残された旧民主党の女性議員を相次いで引き抜くなど、野党共闘とは距離を置いて自党の拡大路線をとっている。それなりの得票数は見込め、衆議院の議席確保も確実視されているが、今回のように選挙区の感情を逆なでするような参戦の仕方は反感を買うだけだろう。
最近ではネット上で立憲民主党支持者らとの衝突も頻発しており、今回の大阪都構想反対でもれいわ新選組を称賛しているのは一部のメディアだけで、反政権を掲げる層からは良い評判を聞かない。
支持率低下も著しく、野党全体に喧嘩を売るには体力がなさ過ぎる。
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