れいわ新選組・山本太郎代表に会ってきた!徹底された街宣のスタイルに驚愕【マガジン98号】

KSLマガジン


 連休明けの6日、れいわ新選組の山本太郎代表に会った。

 別件で訪れたJR福山駅で山本太郎ゲリラ街宣のセットが組まれているのを見つけ、近づくとすぐにボランティアの女性がチラシを持って「17時からです」と教えてくれた。開始まで約3時間あったので所要を済ませて出直すことを告げると明るく「ありがとうございます」と女性は答えた。

 皆さんご存知の通り、筆者はこれまで山本太郎をネタにして批判してきた。これからもそれは変わらないのだが、会う機会がありながら避けて通るようでは単なるネットの落書きだ。かといって活動を妨害するような"突撃"と表現されるような方法はカッコ悪いのでやりたくない。あれは批判している相手を前にして平静を保てない者が、読者や視聴者の前で虚勢を張っているに過ぎないからだ。

 余談であるが、トップの画像は新日本プロレスなどで活躍した元プロレスラーの竹村かつし氏である。山口4区で安倍晋三前総理と闘う決意を述べているのだが、プロレスファンとしては山本太郎より竹村氏が目立つ写真を採用しないわけにはいかなかった。

 演説はまるでリング上でのマイクパフォーマンスのようだ。

政治家に会う意味とは?

 街頭演説と聴衆とのディスカッションは3時間半にも及ぶ長時間となったが、終了後の記念撮影の列が途切れたタイミングを見て山本太郎代表と名刺交換を行った。

 名刺を確認した代表は「あ、よく見る、このお名前」と反応したが、山本代表が筆者の名前を"見る"機会は間違いなく自身を批判した記事やSNS投稿だろう。これに対し筆者は「悪口ばっかり書いてるのに、本人に会いに来ないわけにはいきませんから」と答えた。

 すると、

山本「でも、共通するところもあるでしょ?」

筆者「まあ、消費税廃止に関しては。あれはいりませんね。」

山本「あんなもんは詐欺や」

 簡単なやり取りであったが言葉を交わした。街宣が長引いたこともあり、代表は次のスケジュールのためにスタッフに連れられダッシュで会場を後にした。

 取り上げる政治家には、自分で何者であるかくらいは知ってもらいたい。遠方まで移動するのは難しいかもしれないが、せめて自分の活動範囲を訪れた際には足を運ぶようにしている。批判されているからと言って、その場でそれをどうこう言う人はいないし、政治家というのはそのあたりの肝の据わり方が一般人とは違う。

 声をかければ間違いなく笑顔で対応されるので、無駄にイキリ散らすと逆に恥をかくことになる。ネットで政治に関する記事や情報を発信しながら全く政治家を取材しないサイトが乱立しているが、噛みつかれることも胸ぐらつかまれることもないのに、何を怯えているのだろうか?

徹底された街宣スタイル

機材は早い時間にセットされビラ配りや告知アナウンスが行われていた


 肝心の街頭宣伝の内容だが、連日に渡り全国各地で開催しているだけあって準備は万全。時間に余裕をもって機材がセッティングされ、通行者の安全確保をするボランティアが配置され点字ブロックの上に立ち止まる聴衆には丁寧に案内をしていた。

 れいわ新選組に対しては批判的な意見も多いが、少なくとも街宣の運営については学ぶべきところが多い。日頃から自己満足的であったり「やらないよりマシ」といった感覚で街宣を繰り返してる他党は、れいわ新選組の街宣を視察して勉強したほうがいい。