【炎上】天皇陛下を非礼な服装でお迎え?日本保守党の北村晴男議員が着るべき服は何だったのか問題【KSLチャンネル】

7月の参院選で初当選した日本保守党の北村晴男参議院議員が、国会開会式の前に国会正門で天皇陛下をお迎えする際に、ノーネクタイのカジュアルなスーツだったことが話題となっています。
保守を標榜する政党の参議院議員として「恥ずべきこと」だと、北村議員への批判がSNS上で行われていますが、一部で誤解による批判もあるようです。北村議員自身も勘違いがあったようなので詳しく解説したいと思いますが、まずは北村議員がその時の様子を語った1分程度の動画をご覧ください。
開始2分35秒から約1分間
モーニングは閣僚と役員だけ
まず北村議員が「男性議員はモーニングを着ていた」と発言したことで、スーツでお迎えしたことが非礼に当たるという批判が起きているのは双方の間違いです。
国会正門で天皇陛下をお迎えする際はスーツで問題ありません。一方で天皇陛下御臨席となる開会式では、総理を始め閣僚や院の役員である議長・副議長や各委員長らがモーニングを着用することになっているため、午前の本会議ではスーツだった役員がモーニングに着替えているだけであって、これを北村議員は全国会議員の慣習であると勘違いしたようです。
参考:国会に天皇陛下をお迎えして開会式 – 福島のぶゆきアーカイブ
おそらくモーニングを着用した役員は、正門の車列ではなく国会中央玄関から入った中央広間でお迎えするので、その様子を見かけたのかもしれません。よって、北村議員がモーニングを着用してなかったことは非礼・不敬に当たらず、実際はほとんどの議員がスーツ姿だったはずです。
参考:国会開会式 | 参議院議員 大家さとし 福岡・北九州の国会議員
参考:通常国会開会式で天皇陛下をお迎え | てつしマンの活動日誌
天皇陛下の召集にカジュアルで参集?
一方で天皇陛下をお迎えするにあたり、ノーネクタイでカジュアルなスーツは感心できません。本会議場でもカジュアルで明るい色のスーツを着た男性議員は、おそらく北村議員だけだったと思います。ノーネクタイも数えるほどしかいません。
国会正門で天皇陛下をお迎えできることは想定外だったかもしれませんが、国会開会式が天皇陛下御臨席であることは北村議員もわかっていたはずです。国会は天皇の国事行為として召集され、そこに参集するに相応しい服装というものがあるはずです。天皇陛下の召集を受けて、カジュアルなスーツで登院するというのは保守を標榜する政党としては痛すぎる過ちと言っていいでしょう。
日本保守党にはこういう常識を持ったスタッフはいないんでしょうか?仮にそういうスタッフがいなかったとしても、北村議員の判断だけでも相応しい服装が選べたんじゃないでしょうか?










































