【ラブホ市長】前橋市長が辞職すべき本当の理由!矛盾だらけの釈明会見で分かった真の悪事とは?【KSLチャンネル】

群馬県前橋市の小川晶市長が、既婚である市の幹部職員男性と、2か月間に9回もラブホテルを利用していたことが週刊誌に報じられ、24日に会見を行いました。ちなみにホテルを利用した回数は市長によるともっと多いようです。
市長は既婚男性職員とは男女の関係にはなく、人目を気にしなくていいホテルで相談に乗ってもらっていたと説明をしています。おそらくこれを聞いた全員が「そんなわけあるかーい!」と突っ込んだと思います。
ほぼ全編の会見動画を見ましたが、説明に明らかな矛盾点があって、不倫以外でも辞職に値する点が確認できたので説明していきたいと思います。
そんあわけあるかーい!
当初は男性職員に飲食店やカラオケボックスで相談を受けてもらっていたが、その後にラブホテルを利用するようになった理由を「人目が気になって話ができない」と説明していますが、ラブホテルに男性の車で出入りしてる時点で、市民やマスコミに指を差されることになることが考えられなかったのでしょうか。むしろ目立ってます。
ラブホテルに食事を持ち込み夕食をとってお話をしていて、男女の関係はなかったとか子供でもしないような言い訳を、全国に向けて発信できるメンタルもなかなかのものです。
市長の説明が明らかに矛盾してる点の一つが「人目を気にしてラブホテル」という点なんですが、普通、誰にも聞かれたくない密談で使われるのが防音設備の整ったカラオケボックスなわけですが、話の内容を聞かれるよりも誰の目にも触れないということが優先されるって、それはもうお話ではなくアレをするってことでしょう。防犯カメラで監視されてる状態ではできないことを。
カラオケボックスで落ち合って、そのまま現地解散すればマスコミに知られても説明はついたはずです。そもそもマスコミが情報源を秘匿するために使うのがカラオケボックスなんですから。
また電話という便利なものもあるだろうと。いまどきオンラインで顔を見ながら面談できるのに、直接会いたいってことは、もうそれはアレなんです。
カラオケボックスでは受付で人と会う、食事配膳でスタッフに会う、トイレで知り合いに会うから嫌だと説明しているようですが、選挙に出て市内にポスター貼りまくって、マイク持って演説して注目を集めてた人間が、カラオケボックスで職員と面談する程度のことに人目を憚る必要ないでしょう。
人に見られたらヤバいことをするからラブホテルを利用するんです。プライベートな空間なんて他にもあるのに、ラブホテルの利用に同意できる関係って男女の関係以外にありません。そういう関係にないなら絶対に拒否ですよ。
不倫で辞職すべき?
市長の説明が矛盾だらけで、誰も納得しないと思うわけですが、一方で不倫で辞職するべきかどうかという議論もあるでしょう。不倫は民法上の不法行為で損害賠償の対象になっても刑事的な犯罪ではありません。
不倫と言えば山尾志桜里さんが衆議院議員時代に問題視されましたが、山尾さんも男女の関係は認めていません。ワインとイチゴ牛乳を買って、ホテルでトランプでも楽しんでいたなんてことは無いと思いますが、結果的に相手の奥さんがみずから命を絶つという最悪な結果となり、7月の参議院議員選挙での党公認を外されました。
小川市長のパターンとは異なるので比較はできませんが、山尾さんはこのときに議員辞職することもありませんでした。山尾さんが立候補しようとした国民民主党では、玉木代表が昨年に不倫報道があり役職停止、他の新人議員が身分を偽ってマッチングアプリで不倫していたことが報じられたときは無期限の党員資格停止となり離党しましたが辞職はしていません。
不倫よりこっちがヤバい
それでも小川市長は辞職すべきだという人もいるでしょうが、小川市長の行為で辞職に値するのは不倫ではなく公用車の利用方法でしょう。基本的には公用車での送迎は認められ、ルートを大きく外れなければ途中で簡単な私用を済ませたくらいでは追及も受けないでしょう。
市議会としては不倫であったかどうかそのものを追及するというよりも、男女の関係にあったとするならば、その男性とラブホテルを利用するために落ち合うことが、一般的に考える退庁時の公用車利用とは認められないということです。
例えば自宅への送迎時に私用があるため途中で降車して、運転手を開放するのは問題ないでしょうが、男性と落ち合うために目的地を指定して送らせていたのであれば、これは完全に私的な利用となるでしょう。
家族のトラブルで送ってもらったとかではなく、男女の関係にあったとすれば、情状酌量の余地もなくなるでしょう。過去には金子恵美さんが総務政務官時代に公用車での送迎時に、子供を保育所に預けるなどしていたことが問題視されました。さすがにこの時は総務省が庇いましたが、金子さんは国民に不快な思いをさせたとして、わざわざ1キロを歩いて子供を保育所に預けにくことになりました。小川市長の場合はそういった意見が分かれるような事情でもなくラブホテルに向かうために公用車を使うことは認められないでしょう。
もうひとつマズいと思う点は、9月10日に記録的短時間大雨情報が出ているという状況でラブホテルに滞在していたということです。
市長は「いつでも何かあれば駆けつけられるような状況」と説明していますが、それならば自宅待機しておくべきでしょう。市庁舎に詰める状況になかったとしても、報道で群馬県内の危険な状況が流れているのに、ラブホテルに詰めてましたって市民が納得するわけがありません。災害が起きて「いま、ラブホテルから駆け付けました」って市民に説明できますか?
災害ともなれば携帯電話が使えなくなることもあるわけで、緊急時の確かな所在として自宅待機がセオリーでしょう。災害が発生したときに、職員に対して「ラブホテルまで迎えに来て」とは言えないだろうし、おそらく問題の男性職員の車で市庁舎に向かうことになるわけですが、それこそ他の職員の注目の的になるでしょう。
これだけの恥を晒して市長を続けるのも難しそうですが、他の特別職の職員には相談できなかったとか、そこそこ失礼な説明をしてしまったり、市の執行部との信頼関係もガタガタでしょう。そもそもプライベートな時間での相談を、恋愛関係にもない職員に求めたという説明が無理筋です。
信頼関係を失った市長では議会運営にも支障をきたすことになり、市議会としても追及して辞職を求めたほうがいいかも知れません。
そのうえで、どうしても世間の注目は「不倫」と言うところに目が行きがちですが、市議会からの追及は公用車の利用と災害対応に焦点があてられるべきなんじゃないでしょうか。










































