立憲・逢坂誠二さん「いつもは点字ブロックの内側に立っておりますが、昨日は都合があり外側に立つことになりました」余計な言い訳で再炎上

政治・社会

 立憲民主党の逢坂誠二衆院議員は21日、地元の北海道で街頭演説をした際に点字ブロックを踏んでいたのではないかという指摘に対して「予め点字ブロックを踏まないように確認をした」とツイッターで説明した。しかし、その内容が言い訳がましく、さらに批判を浴び再炎上する結果となっている。

いつもは点字ブロックの内側に立っておりますが、昨日は都合があり外側に立つことになりました。予め点字ブロックを踏まないように確認をした上で、立たせて頂きました。


それでも視覚障害者は通れない

 事実関係から言うと、当日の写真では点字ブロックを踏んでいない。

 ただし、別の日に撮影された演説写真では完全に踏んでいる。

 点字ブロックに関しては、踏んではいけないというよりも「点字の上で立ち止まらないで」という呼びかけがなされている。一部では踏んで立ち止まっても移動可能なら問題ないという声もあるが、それは視覚が健常な側の「こっちからは見えている」という勝手な意見である。

 また、点字ブロックを踏んでいなくても、近接して立ち止まっていると体の一部がぶつかったり、場面によって白杖を左右にスライドさせることがあり接触してしまう。視覚障害者からすれば、歩行する先の声などで人がいることを感じても、その人が道を譲ってくれたかどうかは判断しにくい。

 逢坂氏のツイートを引用する形で当事者からは、大きな音量で演説していると周辺の状況を把握しにくいので、視覚障害者が確認できた時点で活動を一旦ストップして欲しいという声も寄せられている。

 繰り返しになるが「踏んでないから大丈夫、すぐに移動する」は視覚が健常な人の感覚であって、障害者の立場になったものの考え方ではない。逢坂氏の政治家という立場からすれば、下手な言い訳せず素直に謝罪してより良い街宣方法を提示するべきだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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