辺野古「一周忌ジュゴン追悼の会」を開催、主催者「辺野古の海を追われ死んだのでは」→死因はエイのトゲなんだけど
政治・社会
昨年3月に今帰仁村の防波堤でジュゴンが死んでいるのが見つかったことを受け、市民有志が辺野古の浜で「一周忌ジュゴン追悼の会」を開いた。主催した実行委員会の男性は「辺野古の海から追われ、今帰仁の環境に適応できず死んでしまったのではないか。基地建設を止めていきたい」と話している。
ジュゴンの死を悼む 市民有志が辺野古で追悼会 – 琉球新報
24日は追悼台が浜に設けられ、訪れた人たちが手を合わせていた。追悼台は31日も設置する予定だという。実行委員会の志茂守信さんは「個体B」がかつて大浦湾周辺で確認されていたことに触れ「辺野古の海から追われ、今帰仁の環境に適応できず死んでしまったのではないか。基地建設を止めていきたい」と話した。
死因はエイのトゲ、工事とは無縁
今帰仁村で死亡したジュゴンが見つかった当初は、安倍政権が辺野古の工事を進めたことが原因と騒がれたが、その後の調査で無縁であることが証明されている。ジュゴンの死因は、辺野古の基地工事とは関係なくオグロオトメエイのトゲが腹部に刺さったことである。この際の悲鳴も記録されている。
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どうしてもジュゴンと米軍基地を結び付けて政権批判したいひとがいるようだが、そもそもジュゴンが激減したのは沖縄県民による乱獲である。ジュゴン漁が禁止されて以降も、食用としてダイナマイト漁が行われたことで地域絶滅の危機に瀕したことは県も認めてホームページに経緯を掲載している。
基地反対派の間ではダイナマイト漁のことは無かったことになっているのだろうか。ジュゴンの死を追悼するのは自由だが、関係のない人たちと死因を結びつけるのは感心できない。
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