日本サポーターのゴミ拾いを世界が称賛→舛添要一「身分制社会で清掃を業にしている人が失業する」上級国民のお気持ちを表明

2022年11月25日政治・社会

　サッカーワールドカップカタール大会で、ドイツを破り歓喜に沸いた日本代表のサポーターが試合後にスタジアム観戦席のゴミを拾う姿が世界で報道されている。

　しかし、この一連の報道について元東京都知事の舛添要一氏は「身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。」と苦言を呈している。

日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ。身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない。

— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) November 24, 2022

上級国民のご意見

　何となく世界を知ってそうなツイートであるが、日本サポーターのゴミ拾いを「仕事を奪っている」と批判するような国があるのだろうか。そもそも清掃業をなめきっている。

　FIFAの公式ツイッターでも、日本チームのロッカールームが汚れ一つない状態だったことを称賛する投稿を行っているが、舛添氏の理屈では清掃を業とする身分のためにゴミを放置して、荒れた状態で退室することが正しいということになる。

After an historic victory against Germany at the #FIFAWorldCup on Match Day 4, Japan fans cleaned up their rubbish in the stadium, whilst the @jfa_samuraiblue left their changing room at Khalifa International Stadium like this. Spotless.

Domo Arigato.👏🇯🇵 pic.twitter.com/NuAQ2xrwSI

— FIFA.com (@FIFAcom) November 23, 2022

　舛添氏の意見は、いわゆる上級国民の立場からのもので、東京都知事をなぜ辞めなければならなかったのかまだ理解していないようだ。

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