中国には謝るけど日本には謝らない鳩山元総理、中国の軍事力誇示に協力し習近平主席夫人に「こんにちは」と言われる【KSLチャンネル】

もはや、どういった理由で日本にお住まいになっているのか分からない鳩山由紀夫元総理が、3日に天安門広場で開かれた中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典に出席しました。
中国や韓国にはすぐ謝っちゃう鳩山さんですが、悪夢の民主党政権で大迷惑をかけた日本人には頑なに謝ろうとしません。
国民民主党の玉木代表が、鳩山さんの訪中がプロパガンダに利用されるという懸念を示したところ「実は中国側の方が私を中国のプロパガンダに使ってるように思われてはならないと配慮してくれた」「習近平主席夫人が「こんにちは」と日本語で挨拶して下さった」と意味不明な反論をしていますが、これこそプロパガンダに利用された投稿だと思うんですが。
国民民主党の玉木代表から、私の訪中が中国のプロパガンダに使われるのではないかと懸念が寄せられていた。実は中国側の方が私を中国のプロパガンダに使ってるように思われてはならないと配慮してくれていた。また習近平主席夫人が「こんにちは」と日本語で挨拶して下さったのも有り難い配慮であった。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) September 5, 2025
軍事力誇示に協力
戦勝80周年記念式典とは銘打ってますが、日中戦争は戦後台湾に遷都した中華民国政府との間で戦われたもので、中国共産党がその後に建国した中華人民共和国ではありません。
こういう歴史修正が行われるには日本側にも責任があって、台湾に遷都した中華民国が1952年の日華平和条約で戦争賠償権を放棄したことにより、日中戦争は解決済となっていました。さらにこの時に、中国大陸を支配する中華人民共和国は「不法に占拠されたもの」と日華両国が規定しています。
これが1972年に中華人民共和国との日中国交正常化で、中華人民共和国が日中戦争の戦争倍賞権を放棄するという条件を付けてしまったため、台湾に遷都した中華民国とは断交し歴史が書き換えられてしまいました。
先の大戦に対する考えはそれぞれにあるとして、鳩山さんが中国に頭を下げるのは筋が通っていません。1972年に歴史が書き換えられたといっても、戦争賠償権の放棄の見返りに日本は多額のODAを中国に対して拠出し、それも2018年に安倍元総理が訪中し、中国の復興はなされ発展していると告げたことで2022年には終了。中国からは滞りなく利息付きで有償資金協力の返済が続いている状況であることから、謝罪を含め戦後の処理は既に完了しているわけです。
そもそも鳩山さんは「友愛」を掲げ平和を語っていますが、この式典では大規模な軍事パレードが行われ、ウクライナを侵略したロシアや日本を核とミサイルで恫喝する北朝鮮のトップが参加しています。
核恫喝を含む軍事力誇示であり、その軍事力を背景に過去の戦勝を祝うという平和とは程遠いイベントに参加したのが鳩山由紀夫です。
本当に先の大戦を反省し平和を願うなら、現に他国を侵略するロシアと並んで核保有国の軍事パレードになんか参加しません。こういう矛盾をはらむ中で、鳩山さんは中国に逆らえない何かがあるんでしょうか?










































