ラブホ市長が大ピンチ!辞職勧告決議案が提出される「不倫相手の職員を降格させ自分は辞職しない」共産党が激怒【KSLチャンネル】

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 ラブホ市長、さすがにこれはマズいんじゃないでしょうか?

 男性幹部職員とラブホテルに通っていた群馬県前橋市の小川晶市長に対して、共産党市議団が辞職勧告決議案を提出しました。また共産党市議団の発表した決議案の中では、小川市長が辞職を否定しているのに、当該職員を降格処分としていることが明記されています。
「6、当該職員の降格処分を⾏いながら、市⻑⾃⾝は辞職の意思を表明していない。」

リコール署名で解職請求も可能


 共産党は市長選で「政策の一致点が多い」として独自候補擁立を見送って、新人だった小川市長を自主支援していました。選挙中は現職陣営から反共攻撃があったことなどに触れ、赤旗で大勝利宣言していたんですが、さすがにラブホ通いは擁護できなかったようです。特に共産党は市長が責任を取らずに、一方的に職員だけが不利益処分されるという流れには黙っていないでしょう。
参考:前橋 初の女性市長/小川氏 自公破る “保守の群馬”衝撃
 ちなみに市長選では共産党以外に立憲民主党、国民民主党、社会民主党が支援して、対立候補の現職には自民党、公明党が推薦を出していました。

 小川市長は2024年2月の就任なので、リコール署名制限期間を過ぎているので、このまま居座ってもそういう動きが出てくるでしょう。ラブホ通いだけならリコール署名もさほど集まらないと思いますが、公用車の私的利用と記録的短時間大雨情報が出ている中でラブホテルに滞在していたこと、当該職員だけ降格処分にしたことは市民からの心証は相当悪いでしょう。
 前橋市でリコールに必要な約9万筆を集めるのも簡単ではないですが、解職請求されようがされまいが、これだけ前橋市のイメージを下げておいて居座るのも、人としてどうなんだという話です。

 当該職員についてNHK党の立花孝志さんが掘っていますが、さすがに個人の特定をしたところで何も良いことはないと思うので、ここでは実名などは取り上げませんが、既婚の幹部職員として一定の責任は問われても仕方ありません。

 様々な憶測が飛び交っていますが、市長就任から2か月後に秘書課に移動していることは市長の意図ではなく偶然でしょう。市役所職員は数年おきに畑違いの部署に移動するもので、これはスキルアップや組織全体の能力強化するため、または長期同じ職務に就くことによる官民癒着を防ぐ意味もあります。
 たまたま秘書課に異動したことで、小川市長と親しくなったと考えるのが妥当でしょう。小川市長は県議当選4回なので、市役所幹部とは接点もあっただろうし、庁舎内での相談を避けていたことから、わざわざ秘書課に移動させる必要もなかったのではないでしょうか?

 いずれにしても当該幹部職員の個人情報を掘って晒したところで、そういう行為が市長と幹部職員への同情に繋がって、昨今の政治界隈にありがちな逆転劇とかにもなりかねないので、吊るし上げのようなことはやめておいた方がいいでしょう。

 一方で市長は選挙で選ばれた公職者で、その人柄や振る舞いが選挙の時とは違うということになれば、当然のように批判され責任追及されます。選挙の時だけ良い顔をしておいて、いざ市長になるとやりたい放題では市民が困ります。さっさと辞任しないと、ラブホ市長という面白ネームでネットのエサになるだけです。

【運営・執筆】竹本てつじ【転載について
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