【大炎上】小野田紀美大臣「怖い、気持ち悪いとSOSが…」週刊誌取材に抗議→杉尾秀哉が無神経な批判を展開し批判殺到【KSLチャンネル】

立憲民主党の杉尾秀哉さんが小野田紀美大臣に、ちょっかいを出して炎上しています。
まずは事の経緯から説明しますが、杉尾さんがオールドメディア出身らしい勘違いをしている点も後ほど解説します。
発端は、小野田さんが大臣となったことから、週刊誌記者が地元の同級生らに取材したことを迷惑行為として抗議したことです。
私の地元の方や、同級生の方々から「週刊新潮の取材が来た。どこで個人情報が漏れているのか分からないが怖い、気持ち悪い」と多数のSOSが届いています。取材に応じないと、なぜ取材を断るのか理由を述べるよう言われ、追い詰められるように感じる方もいたそうです。このような迷惑行為に抗議します。
— 小野田紀美@岡山 (@onoda_kimi) October 26, 2025
この投稿がネットニュースになり、その記事を杉尾さんが引用し「言い過ぎだ」と批判的に論評しています。
どんな取材行為だったかは分からない。ただ、常識を逸脱したようなものでなければ、メディアの取材を「迷惑行為」と決めつけるのは言い過ぎではないか。特に権力の側にいるものはチェックされるのが当たり前なのだ。私はこの投稿に強い違和感を覚える。https://t.co/NTn6ZfdTk1
— 杉尾ひでや 参議院議員【公式】 (@hideyaemma) October 28, 2025
いろいろとツッコミどころ満載なんですが、小野田さんの地元の方や同級生が「怖い、気持ち悪い」と思って迷惑に感じてるんだから、それはもう迷惑行為です。
公職者の同級生をチェックする?
杉尾さんはTBSでこういう取材を平気でしていたのかもしれませんが、現に犯罪行為が明らかになったわけでもなく、闇雲に地元を漁るのは感心できません。重大事件であれば容疑者の人物像を探るために、卒業アルバムや文集を手に入れ同級生に取材をかけるわけですが、それでさえ昨今は批判されています。容疑者の実家を直撃するのも毎回のように炎上しています。
別に小野田さんは犯罪を起こしたわけでもなく、政治とカネの問題も起きてません。そもそも小野田さんはすべての寄付を断っているので、裏金も作りようがありません。過去に派閥から支部への入金を記載ミスしたことがあったくらいで、探っても何も出てこないでしょう。
あと念のために説明しておきますが、二重国籍問題は完全に解決しています。蓮舫さんのように説明が二転三転したわけではなく、選挙前にアメリカ国籍放棄の手続きを日本国内で行っていましたが、努力義務であるアメリカ国内での放棄手続きが完了していなかっただけです。
地元を探ったところで1歳から日本で暮らして、アメリカ人の父親は2歳の時に蒸発したとご本人が説明しているわけだから、新潮は何を探りに行ったのか、よほど暇だったのでしょう。
小野田さんの地元である瀬戸内市は人口が3万5千人くらいの比較的小さな町で、最寄り駅も最近整備されましたが平屋建ての小さな駅舎です。そういうところに週刊誌記者がやってくれば地元民が困惑するのは当然です。
そもそも一般人からすれば、どうして自分が小野田さんの同級生だと分かったのか?どうして居場所まで分かったのかと怖くなるわけですよ。杉尾さんが、そういう気持ちも理解できずに取材をしてたとすれば、松本サリン事件での報道姿勢も、さまありなんといったところでしょう。
事件の第一通報者である男性を、警察からのリーク情報と憶測で吊るし上げたマスコミの理屈なんて、一般人にはまったく通用しないことを、いまだに理解していないようです。
杉尾さんは「常識を逸脱したようなものでなければ、メディアの取材を「迷惑行為」と決めつけるのは言い過ぎではないか。」とか書いちゃってますが、マスコミの常識は世間の非常識であって、当人も同級生にもなんら罪がないのに、わざわざ出張して来て、取材を断ればその理由を問い質すとか完全に常識を逸脱した行為なんです。
また「権力の側にいるものはチェックされるのが当たり前」とも書いていますが、権力のチェックすべき事項に同級生なんて含まれません。公職者の親類縁者や、これまでかかわった人物が権力チェックと取材すべき対象に含まれるという考え方は、オールドメディアの傲慢さを良く表しています。
そもそも立憲民主党は自分たちが指摘を受けた時は「法的措置」を繰り返すような人の集まりであって、報道の自由を語る資格はありません。
ちょっとSNSで揶揄されたからと一般人を刑事告訴したり、衆議院の憲法審査会をサルだの蛮族だのと中傷した小西洋之さんは、それを報じた産経新聞の記者に「刑事告訴を含め強力な法的措置をとる」と警告してたじゃないですか。
後任の野党筆頭幹事になった杉尾さんは、憲法審査会で謝罪せず「オフレコの場の発言だ。憲法審の場で謝罪とか、そういう風にしなければいけないということではない」と擁護してましたよね?
議員本人の問題でもこの調子なのに、その親類縁者や同級生まで取材が及ぶことを、権力のチェックとして肯定するのはダブスタもいいところです。
あと、同党の吉田晴美衆議院議員の1年前の投稿を見てみましょう。
自宅まで知らない人が来たり、不審者が現れたり、怖い思いをしました。
次に続く方々に、同じ思いをして欲しくない。
次世代に、まっとうな政治を引き継ぎたい。変えよう。
— 吉田はるみ 🕊 衆議院議員 東京8区 杉並区 (@YoshidaHarumi) September 29, 2024
まあ、自宅訪問はやり過ぎだと思うんですが、これは山本一郎さんのことを指しているものと思われます。党の代表選に女性枠として担がれ惨敗した1週間後の投稿ですが、山本一郎さんは代表選中に吉田議員のプロフィールに疑問を投げかける記事をアップしていて、記事の中には吉田議員の自宅表札の写真が掲載されています。
記事の内容は、吉田議員が八百屋の娘をアピールなど庶民派で苦労人エピソードを語っている割に、自宅はなかなか立派な建物で、10年間に及ぶ落選機関の政治活動費の原資であったり、障害を公表しているご子息の学歴が、かなりの学費を必要とする大学で、現在はイギリスの美術系大学院に通っているという「実はリッチなのでは?」という疑惑です。
個人的にはこういう内容は取材過程ではなく、確たる証拠と明確な問題点が浮上するまでは出さない方がいいと思うわけですが、吉田議員自身が好意的な取材以外をほとんど断っていて、2021年初当選の選挙で、同選挙区に山本太郎が出馬の意向を示したことに反発し、なぜか山本太郎が悪者にされた件には一切口を閉ざしたままです。
立憲の関係者が山本太郎と「吉田を降ろす」で同意していたとも言われていますが、その人物の名前を出すとXでブロックされました。
まずは議員本人に関わる取材に誠実に答えてから、プライベートに立ち入るような取材を批判しろよと言いたいわけですが、小野田さんに関してはプライベートどころか、地元同級生という活動には全く関係のないところまで週刊誌に粘着されているわけです。
自分たちは野党だからチェックの対象じゃないと思っているのかもしれませんが、公職者本人に関わることは誠実に答え、政治と関係のないプライバシーや人間関係には立ち入らないという基準は与野党も政府も関係なく共通する基準じゃないでしょうか?
杉尾さんは特に深く考えず、ただ若い女性大臣を攻撃したいと思って投稿したのかもしれませんが、ちょっと自分の周りを見渡すとか、自分の過去の振る舞いを振り返ってみるとか、ほんの少しの注意で炎上は防げたんじゃないでしょうか?










































