【重大捏造疑惑】中国総領事が引用の記事、朝日新聞が見出しを改ざん 岡田克也議員の質問は大幅カットしてなかったことに【KSLチャンネル】

高市総理の存立危機事態発言をめぐり、日中の緊張が高まっている問題で、朝日新聞主犯説が浮上しています。
8日に薛剣駐大阪総領事がXで「汚い首は斬ってやるしかない」と、高市総理への殺害予告ともとれる投稿したことが問題視されていますが、この総領事の投稿の基になっている朝日新聞の記事が改ざんされていることが指摘されています。さらに記事内で主な質疑として掲載された書き起こしが、岡田克也議員が執拗に問い質した部分から台湾、バシー海峡、武力攻撃事態、存立危機事態など具体的に述べた部分が恣意的に要約され、高市総理の意思で具体的事案の想定が発せられたかのような捏造に近い編集が行われていることが判明しました。
この岡田議員の発言から、都合の悪い部分がカットされている問題は後ほど解説するとして、まずは見出しの改ざんについて解説したいと思います。
総領事引用の見出し改ざん
総領事が引用した朝日新聞デジタルの見出しは「高市首相、台湾有事「存立危機事態になりうる」 認定なら武力行使も」となっており、台湾有事を存立危機事態と認定し日本側から武力行使するというものですが、「認定なら武力行使も」という部分が「武力攻撃の発生時」に書き換えられ、日本ではなく中国側から武力行使が行われた場合に存立危機事態の認定が想定される意味になっています。


実際の高市答弁は、邦人保護が必要な状況で海上封鎖され、それが中国艦船による武力行使を伴うものであれば存立危機事態になり得るというものでしたが、これを朝日新聞が「認定なら武力行使も」と見だしに書いたことで、中国による台湾侵攻に際して、日本が直接攻撃を受けなくとも武力攻撃が可能となる存立危機事態認定を即座に行うと、総領事が勘違いした可能性が高いわけです。
朝日新聞は説明もなく、本来の存立危機事態の要件である「国民の生命などに明白な危険がある事態」を説明した、実際の高市答弁に即した見出しに改ざんしているわけです。
些細な見出しの違いのように思う方もいるかもしれませんが、当初の見出しにある「武力行使」とは2014年に安倍政権で閣議決定された「武力の行使の新三要件」に該当するもので、自衛隊による武力の行使を意味します。
一方で朝日新聞が改ざんした後の「武力攻撃の発生時」とは、他国による武力の行使を意味するもので、事態認定の判断に大きく影響するものです。前者の「武力行使」は自衛隊による攻撃で、後者の「武力攻撃の発生時」とは中国による日本もしくは密接な関係にある他国への攻撃を意味します。
武力の行使の新三要件にはこう書いてあります。
・我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること
・これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと
・必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと
我が国が受けるのが「武力攻撃」で、我が国が行うのが「実力行使」と表現されています。こちらから撃つか相手が撃ってくるかという全く異なる事態を、朝日新聞は当初、日本から撃つと書いて中国を刺激し、問題が激化すると、中国から撃ってきた場合という意味に書き換えたわけです。
新聞の見出しは記事を書いた記者ではなく整理記者という、紙面レイアウトなどを考える専門部署で付けられます。朝日新聞社で言うと編集センターと呼ばれる部署です。デジタル版では別の編成となっているのかも知れませんが、いずれにしても記事の見出しは記者個人で決めるものではありません。
朝日新聞社の意思として決めているので、今回の見出し改ざんは組織的なものです。今回の見出し決定において、センセーショナルな効果を狙ったものと思われ、その影響が思いのほか大きく国同士が対峙するまでに至ったことで、慌てて正確な見出しに変更したのでしょう。
今回の朝日新聞記事は、存立危機事態の認定や武力の行使の新三要件など前提となる知識も必要な内容で、見出しによって高市答弁に対する解釈が変わってしまうものでした。
岡田発言を大幅カットし捏造
そして今回判明した岡田議員の発言で、都合の悪い部分が質疑の書き起こしからカットされていた問題です。
実際の岡田発言と比較するために、質疑動画の横に朝日新聞の書き起こしを表示してみましたが、これは要約というレベルではなく捏造です。
参考:高市首相、台湾有事「存立危機事態になりうる」 武力攻撃の発生時 :朝日新聞
こうやって見ると、台湾有事を具体的に想定して存立危機事態と武力行使の発言を行ているのは岡田議員と分かるわけですが、酷い所では発言を9割カットするという大胆な捏造を行っています。
記事は複数回に渡り書き換えられた痕跡があり、岡田議員の質問の仕方に批判が向き始めたタイミングで付け加えられたものと思われます。
これは朝日新聞が意図的に中国を刺激したと思われても仕方のないもので、岡田議員を擁護しつつ高市政権への攻撃の意図があったことは否定できないでしょう。
やはり「捏造の朝日」は変わっていないということです。










































