フジテレビ「あんなアホいない」京アニ事件で犠牲になった監督に誤ったテロップ表示→謝罪「正しくは天才でした」

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フジテレビ「あんなアホいない」京アニ事件で犠牲になった監督に誤ったテロップ表示→謝罪「正しくは天才でした」

実際に生放送された画面

 4日夕方に放送されたフジテレビのニュース「Live News it!」で、京都アニメーションの放火殺人事件で犠牲になった人気アニメ「らき☆すた」の監督・武本康弘さんの追悼テロップに「あんなアホいない」と誤って表示する事故が起きた。7分後、同局のアナウンサーが「サイドバー、字幕が誤っていました。正しくは『あんな天才はいない』でした。大変失礼致しました」と謝罪した。

 番組では武本さんの高校の同級生の追悼コメントを取り上げ、音声と画面下部のテロップでは「あんな天才はいませんよ」となっていたが右上の表示が「アホ」になっていた。
参考:フジテレビ、京アニ犠牲者への追悼コメントを「あんなアホいない」と誤表示 : スポーツ報知

セシウムさん事件より酷い

 フジテレビ系列では2011年8月、東海テレビ放送の番組内で岩手県産米のプレゼント当選者発表のテロップで「怪しいお米 セシウムさん、汚染されたお米 セシウムさん」と誤表示している。これはスタッフがリハーサル用に当選者の仮の名前を入力したものが誤って放送されてしまったのが原因であったが、後に検証番組を放送するなど大問題となっている。
 今回のフジテレビの間違いに関しては、関西では「アホ」が必ずしも侮蔑表現ではなく「正直なひと」「熱心なひと」などという意味でも使われることから、イメージで入力してしまった可能性もある。しかし、報道番組であることを考えれば不適切な特定ワードでもあるため、テロップでの使用に確認が行われなかったことは異常だ。
 また、番組内での謝罪が7分後というのも遅すぎる。本来であればVTR中にスタッフや出演者が気が付いているはずで、VTR明けには即座にキャスターかアナウンサーが謝罪と訂正をするはずだが何を手間取っていたのだろう。事の重大さをこの時点で理解していなかったとすれば、報道番組としては完全に終わっている。

 同番組では今年の5月に神奈川県川崎市で児童らが殺傷された事件に関連して「速報 部屋にテレビとゲーム機」という速報テロップを表示し、キャスターが仰々しくこれを伝えたことでも批判を浴びている。
【岩崎容疑者の自宅】フジテレビ「速報!部屋にテレビとゲーム機」日刊スポーツ「自宅は一般紙2紙、スポーツ紙1紙を取っている」

参考:フジテレビ「速報!部屋にテレビとゲーム機 岩崎容疑者の自宅」日刊スポーツ「新聞は一般紙2紙、スポーツ紙1紙を取っている」

 そもそもこの番組の報道姿勢が歪んでいるのか、フジテレビ特有のバラエティー路線に逃げる傾向に走っている可能性もある。今回のテロップ事件は単なるミスや間違いで済まされることではなく、番組の存続にもかかわる重大案件として対応する必要がありそうだ。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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