社民・吉川幹事長「第4次安倍内閣、人材の払底感が極まっている」←たった4人の社民党が人材を語るのか?
社民党の吉川元幹事長は11日、第4次安倍再改造内閣と自民党党役員人事にについて談話を発表し「政権の骨格は変わらず、全く代わり映えがしない。」「人材の払底感が極まっている。新鮮味もなく全く期待もできない。」と批判をした。
1.安倍首相は本日、自民党役員人事と内閣改造を行った。「安定」の名の下に、暴走政治を進めてきた麻生太郎副総理や菅義偉官房長官、二階俊博幹事長ら政権の骨格は変わらず、全く代わり映えがしない。「挑戦」として13人を初入閣させたが、「友だち重視」と「在庫一掃」の起用である。党と政府のポストのたらい回しも顕著であり、人材の払底感が極まっている。新鮮味もなく全く期待もできない。首相が悲願とする改憲に向けたタカ派・極右色が一層強まっているが、改造ではなく退陣こそ求められている。
出典:社民党OfficialWeb│声明・談話
たった4人の社民党の人材とは?
自民党が「人材の払底(ふってい)」なら社民党は何なのか?現職議員がたった4人では政権も取れないし組閣もできない。このメンバーで何ができるのか?
有権者から選ばれた国会議員がたった4人で、あとは一般登用や党員ばかりで組閣するなら、それは民主主義とは程遠く政府より党が上に立つ中国と同じようなものだ。結局は他党に頼って連立を組むことになっても、少数過ぎて中心には立てない。先の民主党政権では福島瑞穂氏が入閣したが、辺野古移設を決定した鳩山由紀夫総理(当時)にあっさりと見捨てられ罷免されている。
社民党がウザ絡みでしか存在感をアピールできないのは承知していたが、ここまで落ちぶれても他党批判一辺倒とは救いようのない人たちだ。参院選では沖縄での社民党人気に期待して仲村未央氏を擁立し注力するも落選、ある候補者は「落選するつもりで戦って勝てるわけなし」として選挙後に党と選対を痛烈に批判して離党、若者人気を得ようと派手な宣伝物やTシャツ姿で猛アピールした大椿裕子氏に至っては全国比例で1万5千票程度で党内最下位落選。結局当選したのは元党首の吉田忠智氏だけ。
全国に地方議員を多数抱えているとはいえ、党が国政政党から陥落したら地方を支えることもできなくなる。人様の批判をしている暇があったら自党の再建に注力するのが先ではないか。
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