【動画】山井和則さん「WHO事務局長は多額の寄付でリップサービスする」つい本当のことを言ってしまう
政治・社会
野党共同会派の山井和則衆院議員は17日の厚生労働委員会で、WHOのテドロス事務局長の日本に対する高評価について「多額の寄付をしている。リップサービスで言ってる面がある」との考えを示した。
要するに「WHOは金で買える」ということでしょうか。
とにかくいろいろと間違っている
毎度のことであるが、山井氏の質疑は間違いが多い。
WHOのテドロス事務局長が発表した談話には「症状が出た患者のみ検査を推奨する」とWHOが補足を付けて協調しており、無制限に検査することは推奨していない。
参考:WHO Director-General’s opening remarks at the media briefing on COVID-19 – 16 March 2020
IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長に関しても「"アメリカ"のバッハ会長は」と力説しているが、名前からもわかるようにバッハ会長はバイエルン生まれの生粋のドイツ人だ。
入念な確認をせず勢いだけでものを言っている証拠だ。
最初は「事務局長が日本の検査数の少なさを指摘している」と加藤大臣を責めておいて、日本の封じ込めを事務局長が評価していると反論を受けた途端に「多額の寄付でリップサービスしている」と苦し紛れの言い訳をするのも矛盾している。事務局長が寄付金で日本に忖度しているなら、日本に対して検査数が少ないことを指摘したという論拠が崩れる。
山井氏のように入念な下調べと論点整理をしないまま質疑されては、時間の無駄どころか新型コロナウイルス対策の足を引っ張るだけだ。
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