国民・岸本周平議員「10万円給付財源は増税で」→批判浴びツイッターを非公開、補選中に選対委員長が逃亡する醜態

政治・社会

 国民民主党の岸本周平選対委員長が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて一律給付される10万円について「ベーシックインカムの壮大な実験」「財源は赤字国債で、20年かけて薄く増税」とツイッターに投稿し批判を浴び、アカウントを非公開にしていることがわかった。


 岸本氏は国民民主党の選挙対策委員長であるが、26日に投開票が行われた静岡4区補選を戦っている最中に選対委員長が炎上して逃亡するという異例の事態となった。

牛丼とノーパンしゃぶしゃぶ

 静岡4区補選に挑んだ田中健氏は国民民主党の静岡県連の推薦から始まり、野党統一候補として各党が協力した人物だ。2017年の衆院選は希望の党公認で出馬しており、流れ的には国民民主党の候補だ。補選では「消費税を5%へ引き下げるべき」という主張をしており、最も近い国民民主党の選対委員長がその主張に反する「増税案」をSNSに投稿して炎上するとは情けない。

 本来は岸本氏が投稿を撤回しお詫びするべきなのだが、ツイッターアカウントに鍵をかけて逃亡するという醜態を晒し、その後の選挙活動は公開されているフェイスブックでも伝えることが無かった。

 岸本氏は2月にも吉野家の牛丼について「健康に悪い」とツイッターに投稿し大炎上している。

肉ソムリエ爆誕!国民・岸本周平議員「吉野家の牛丼は健康に悪い」ノーパンしゃぶしゃぶ接待で官僚を辞めた御仁だけに肉にはうるさい模様

削除済

 また、岸本氏は「ノーパンしゃぶしゃぶ接待事件」の余波を受けて2004年に大蔵省を退官するなど、昔から話題には事欠かない人物でもある。

 岸本氏は1998年に世間を騒がせた「大蔵省ノーパンしゃぶしゃぶ接待事件」の余波を受けて2004年に同省を退官している。自身は事件が明るみとなる10年ほど前に2度ほど先輩官僚と接待を受けたという。  この事件では7名の官僚が逮捕・起訴され3名が自殺している。1998年に事件が発覚しているが岸本氏が余波を受けて退官したのは2004年ということなので、後から発覚したのかもしれない。このことは2008年にも再燃し本人がブログで事実関係を認めている。
出典:肉ソムリエ爆誕!国民・岸本周平議員「吉野家の牛丼は健康に悪い」ノーパンしゃぶしゃぶ接待で官僚を辞めた御仁だけに肉にはうるさい模様

 静岡4区補選での惨敗に岸本氏の投稿が直接関係しているとは言わないが、選対委員長が選挙中にSNS炎上してアカウントを閉じたことは大失態である。この逃亡劇が玉木代表に報告されていなかったとすれば、選挙対策委員長の更迭も考えなければならないだろう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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