【テレ朝】モーニングショーのコロナ報道にハンセン病元患者ら「到底容認できない」差別を助長するとして要望書提出


放送されたインタビュー

 テレビ朝日「モーニングショー」での報道が元ハンセン病患者らへの差別を助長するとして、ハンセン病違憲国賠訴訟全国原告団協議会が31日、テレビ朝日に対して改善を求める要望書を提出したことを明らかにした。

ハンセン病元患者ら、テレ朝に要望書 コロナ報道「差別助長」:時事ドットコム
 協議会などによると、23日放送の「モーニングショー」で、同社社員のコメンテーターが政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーに行ったインタビューを放送。PCR検査が増えない要因について、分科会メンバーが過去のハンセン病隔離政策に触れながら「(官僚や専門家が)人権侵害への批判を懸念しているからだ」などと発言したという。
 鹿児島市内で記者会見した同協議会の竪山勲事務局長(71)は、個人の意見を客観的事実であるように報道したとして、「到底容認できない」と批判した。
 テレビ朝日の話 ご指摘については真摯(しんし)に受け止め、今後の放送に生かしていきます。

問題となったインタビュー

 指摘を受けたのは同社社員の玉川徹氏が担当するコーナー「そもそも総研」の中で流れた政府の新型コロナ対策の分科会メンバーで、東京財団政策研究所の小林慶一郎氏のインタビュー映像と思われる。J-CASTニュースによると以下のような内容が放送されたようだ。

日本がPCR検査少ないのは「擬陽性」が怖いから?専門家や医系官僚は「隔離して裁判になったら負けるぞ」: J-CAST テレビウオッチ
小林氏によると、検査数が増えない最大の要因は「擬陽性」。「擬陽性とは感染していないのに、誤って陽性の結果が出ることで、それを隔離してしまうと人権侵害になると慎重になっているようだ」という。この傾向は専門家や役所の医系技官らに顕著で、「根っこにあるのは、人権侵害をやったと言われたくない思いがあり、ハンセン病などの隔離政策が過去に否定された経験によるのではないか」と話す。

 新型コロナウイルスに感染した患者の隔離については、行き過ぎると訴えられる可能性を指摘する声は多く、同番組に出演した白鴎大学の岡田晴恵教授も同様の発言をしている。

 いずれにしてもここでハンセン病を持ち出すのは不適切だろう。

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