凝りもせず「朝鮮飲み」デマを信じて国籍透視をする人たちへ 日本人にありがちな所作ですよ【マガジン60号】

KSLマガジン

 秋の臨時国会が26日に始まり、菅義偉総理の所信表明演説に対する与野党の代表質問が行われた。

 日本学術会議の任命見送りや新型コロナ対策が焦点となったが、そんな中で実に低レベルなことが話題となっている。はっきりと言及はしていないが「朝鮮飲み」と言いたのだろう。投稿者の思惑通りにレベルの低い差別丸出しのコメントが殺到している。

 

朝鮮飲みはデマ、日本人にありがちな所作

 人前でコップの水を飲む際に片方の手を添え口元を隠す所作は昔から見られるが、これを「朝鮮飲み」として国籍やルーツを揶揄されるようになったのは漫画「美味しんぼ」の解説が基と言われている。

 しかし、実際に韓国の人に聞くと「その飲み方が韓国式だなんて初めて聞いた」「年長者の前で酒を飲む時、杯に両手をあてて横を向くが、それ以外では普通に飲む」という答えが返ってきたという。

参考:互いの文化に“精通”している日韓のネット右翼たち | 日刊SPA!

 これは「美味しんぼ」の記述が誤っているというよりは、目上の人と飲酒する際のマナーとして紹介されたことが水を飲む際のマナーと誤解されたものだ。よって、登壇時に水を飲む際に口元を隠すことを「朝鮮飲み」というのはデマであり、これを理由に国籍やルーツを疑うのは、異なる思想の相手を朝鮮半島に結び付けたがる自称保守の悪い癖だ。

登壇時には普通にみられる所作