これってアリ?情報解禁前の週刊誌スクープ報道と野党質問が一致して連動、メディアと取引か?【マガジン83号】
KSLマガジン
総務省幹部の接待問題を巡る週刊誌報道が国会のメインテーマになっている。予算や新型コロナ対策の質疑時間をすべて疑惑追及にあてる野党議員も見られ、野党国対は週刊誌報道に沿った参考人招致を与党が受け入れなければ審議拒否をする構えまで見せている。
予算をお願いする以上は、与党が疑惑に答えて健全な予算執行を行うことを示す義務もあるが、野党の追及姿勢はそういった理屈からかけ離れた政権批判パフォーマンスにしか見えない。ここ数年の国会パターンとして、週刊誌が発売される前日の水曜日にスキャンダル情報がリークされ、予定の質疑を変更して「明日発売の週刊〇〇によると」という追及が始まることが恒例となっている。
週刊誌報道に関してはウェブ版の情報解禁前に意図的にリークされ、多くの人間が事前に情報を得ている。だが、これとは別に一部の野党議員が週刊誌のスクープを補強する質問を行っている疑惑がある。場合によっては、野党に都合の悪い報道を封殺する見返りに、野党が週刊誌報道をアシストして国会で宣伝協力したと疑われかねないケースもある。
情報解禁前に野党議員が質問した?
最近でも重要な週刊誌報道の情報解禁直前に、結果的にスクープを補強する質問をした議員がいる。以下に示す野党質問の動画と週刊誌報道を見比べると「頼まれたのでは?」と疑わざるを得ないだろう。
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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について】
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