国会の品位とは?”国家元首”ゼレンスキー大統領”閣下”演説をスマホ撮影する無礼な議員達、議長からの禁止御達しも無視【マガジン164号】

KSLマガジン



 23日に行われたウクライナ大統領の国会演説。

 一部で懸念された歴史認識に関する内容もなく、軍事的な介入呼びかけも行われなかった。日本の分化と戦後の歩みを理解し、支援に対する感謝を示しながら平和希求を呼び掛けるものであった。

 さて、ゼレンスキー大統領は苛烈なロシアの侵略を受けながらも国内に留まり、命がけで日本の国会に向けて演説をされたわけであるが、それを受ける日本の国会議員ときたら、禁止されていた演説中のスマホ撮影を行い、観光かなにかと勘違いしている人が散見された。

 衆参議長からの案内では、「演説中のスマートフォンでの撮影は、御遠慮願います」と記されていたが、ならば演説直前にスクリーンに映った大統領を撮影してやろうという者や、堂々と演説中に撮影する不届き物まで出てくる始末。国家元首にスクリーン越しとは言え、スマホを向けるような品位を欠くような行為はするなという衆参議長からの御達しが理解できないのだろうか?

スマホ撮影画像がSNSに溢れる恥

 以下は衆参議長からの開催案内であるが、「演説中のスマートフォンでの撮影は、御遠慮願います」とはっきりと書いてある。報道や広報以外の撮影を禁止する内容だと常識的に解釈できないのだろうか。


 情けないことに自民党の柿沢未途衆院議員は禁止と知りながら「出席議員の多くが写真撮っていましたし、そもそもテレビでも中継されており、演説中の写真を1枚だけ」などと子供みたいな言い訳。

 こういった議員は与野党問わず多く見られ、他国の国家元首に平気でスマホを向ける物見遊山の国会議員を私の知る限り晒しておこう。

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【運営・執筆】竹本てつじ【転載について

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